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日本文化学科のブログ

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【ブックガイドを活用した書評コンテストへのチャレンジ、今年もたくさんの日文1年生が入賞しました!】

1年生、頑張ってます!
日本文化学科では初年次教育の一環として、毎年夏休み前に、夏休みの読書の友として、『にちぶん羅針盤(こんぱす)』というタイトルのブックガイドを作成して、1年生全員に配布しています。

今年度はコロナ禍ということもあって、例年、表紙に使っている1年生全員の集合写真は撮れませんでしたが、入学式の様子や入学前のAO入試オリエンテーションの様子を写した写真などを使って、いつも通り2020年版を発行しました。



この取り組みは2012年度にスタートして今年で8年目になりますが、毎年、紹介する本のページも、掲載している「本」「読書」「大学生活」をテーマとする教員エッセイも少しずつリニューアルをしています。今年は、琉球文化コースに新しく、我部大和先生が着任されたので、琉球文化を伝える本のコーナーが刷新、我部先生のエッセイも新しく加わりました。



「ことばのプロ」を育てる、書く力を高めることをミッションにしている日本文化学科では、このブックガイドを1年生全員に配布した後、夏休みの宿題として、書評という表現法にチャレンジするためのテキストとしても活用しています。
各クラスで書評を提出した後、先生からのコメントを受けて手直ししたものを、沖縄国際大学図書館が主催する「書評・映画評コンテスト」へ提出する学生もいて、毎年、たくさんの日文生がコンテストで入賞しています。

12月14日、「書評・映画評コンテスト」の結果が発表され、今年も1年生4名が見事入賞をつかみ取りました!

【優秀賞】
前原維羽音さん(日本文化学科1年次)
書評:「 私」という旅に出かけた僕たちはーー「「私」とは何か」/ 浜田寿美男」

【佳作】
石川舞さん(日本文化学科1年次)
書評:「本当のこと」を知るためにはーー「23分間の奇跡The children’s story...(but not just for children)」

稲福希一さん(日本文化学科1年次)
映画評:文明を使い尽くす戦争

黒島萌花さん(日本文化学科1年次)
書評:「何者」の身近さ

今年もブックガイドに掲載された『「私」とは何か』(桃原千英子先生推薦)、『23分間の奇跡』『何者』(山口真也先生推薦)などを扱った書評がたくさん入賞していますね。
授賞式は、12月18日(金)お昼を予定しているそうです。
受賞者のみなさん、おめでとうございます!

詳しくは大学サイトをご覧ください。
https://www.okiu.ac.jp/news/43219