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【沖縄の昔話をアニメーション化して、YouTubeで公開しました！】

多文化間コミュニケーションコースの取り組み2022-02-14 13:23

日本文化学科には、沖縄・日本に伝わる文化を次の世代へ継承していくための課題意識やスキルを学ぶための「多文化間コミュニケーションコース」が設置されています。

コースの学生たちはそのモデル学習の1つとして、2年生後期に沖縄に伝わる民話・昔話を県内外に発信していくためにアニメーションを作成して、YOUTUBEで公開する取り組みを行っています。この取り組みは、沖縄国際大学日本文化学科の名誉教授でもある、故・遠藤庄治先生の指導の下で約20年前に始まり、現在までに100を超えるお話をアニメーション化しています。

後期の授業は、1月に入ってからの感染状況の悪化によって、一部オンラインとなってしまいましたが、12月までの録音作業はなんとか対面で行うことができ、無事に作品が完成し、YOUTUBEの「おきこくにちぶんちゃんねる」にて公開することができました。

2021年度後期の学生たちは、
「おならのおよめさん」
「おばあさんとねこ」
「おにとしょうぶのは」
「おにとむし」
「おねえちゃんとむぎつき」
「さるになったかねもち」
「やんばるのたびとうんこ」

の6作品をアニメ化しました。どれも名護市に伝わるお話です。

長引くコロナ禍で、グループワークでの話し合いはオンラインで行ったりもしましたが、さまざまな制約がある分、学生たちが沖縄の昔話の楽しさをしっかり伝えようと、いつも以上に頑張ってくれたと思います。

民話は「庶民の希望の文学」とも言われます。古い時代の沖縄の人たちが何を思い、何を願っていたのかも、楽しいアニメーションを通してぜひ感じ取ってほしいです。

全作品のリストはこちらから。
https://www.youtube.com/user/yamacyn33/videos

学生たちが作った作品は1つずつとても個性的ですが、かわいいイラストが描かれているものを一部ご紹介します。

「おならのおよめさん」