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日本文化学科のブログ

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【沖縄の昔話を題材にした手づくり英語絵本の寄贈先を募集中!(終了しました)】

多文化間コミュニケーションコースの取り組み
※今年度の寄贈先の募集は終了しました。ありがとうございました。

日本文化学科の多文化間コミュニケーションコースでは、沖縄に伝わる文化を学び、次の世代へ継承し、さらに世界に発信していくためのモデル学習として、沖縄の民話(昔話)を【英語絵本】にして、地域の学校や公民館、図書館に届ける活動を長く行っています。

2021年度後期の授業でも楽しい英語絵本がたくさん仕上がりました。
今回、作成した英語絵本のタイトルは、

「せんがんでかったことば」
「なごのかえるともとぶのかえる」
「いぬとねこ」
「むすめのマブイを取り戻した男」
「水でおぼれる運命」
「さるとむすめ」

の6作品です。
沖縄県の名護市に伝わる子ども向けの楽しいおはなしが、わかりやすい英語でかわいいイラストとともにまとめられています。



今年度後期もコロナ禍の影響が若干あって、全員で集まって製本作業を行うことができず、説明ビデオを見ながら各自の自宅で作業を行うことになりました。いつものように、ハードカバーでの製本は残念ながらできず、ソフトカバーの簡易製本版となってしまいましたが、その分、表紙カバーや見返しを飾り付けたり、裏表紙部分に伝承地の地図を入れたりと、1人ずつ色とりどりの個性的な絵本がたくさんが完成しました。



昔話の選定、シナリオ作成、イラスト作成、アニメーション制作、英訳、DTP、そして製本、と1年間かけて取り組んできた授業の最後の課題ということで、絵本を提出する際には「自分で持っておきたい」「もう1冊作ろうかな…」という声も聞こえてきました。



英語絵本は県内の公共図書館、専門図書館、公民館図書室などでご活用いただければと思っています。



この他にも、今年度前期に作成した、
「ねこを木につるすわけ」
「とてもやさしいすずめ」
「火吹き鳥といわれるゴイサギのはなし」
「きょうだいのなかなおり」
「うしとうま」
などの英語絵本も寄贈先を探しています。
(日本語に翻訳したシートもついています)
寄贈を希望される方は、授業担当の山口までメールでご連絡下さい。

問い合わせ先: 
 沖縄国際大学日本文化学科 山口真也
 yamaguchi@okiu.ac.jp