日本文化学科で図書館司書を目指して頑張っている学生たちの授業での取り組みを紹介した記事が専門誌『沖縄県図書館協会誌』の第25号(2022年3月発行)に掲載されました。

『沖縄県図書館協会誌』では毎年、司書課程の学生たちの取り組みを掲載していただいていますが、今回は昨年度から沖縄国際大学で本格的にスタートした「学校司書のモデルカリキュラム」での授業の様子が紹介されています。「学校図書館サービス論」でのビブリオバトルの様子、そして、「学校図書館情報サービス論」での展示実習やオンライン展示の様子などが、写真とともに授業担当者である山口先生によって報告されています。

特に2021年～2022年にかけては、コロナ禍ということもあり、体験的な学習がなかなか難しい時期が長く続きました。ビブリオバトルも展示実習も当初の予定通りには進まない部分も多々ありましたが、そうした制約の中でも、試行錯誤しながら、創造的な代替案を常に考え、トライする学生たちの様子がつづられています。



本号には他にも、沖縄国際大学大学院で図書館情報学の授業を受講された方々による県内図書館のレファレンス体験レポートや、山口先生が青山学院大学の学生さんたちと一緒に粟国島に行って移動図書館の体験を行った際のレポートなども掲載されています。

「学校司書モデルカリキュラム、はじめました―コロナ禍での取り組み・成果と課題」
https://www2.okiu.ac.jp/yamaguchi/06_yamaguchi2022-1.pdf

「沖縄県立図書館・空とぶ図書館体験in 粟国島―青山学院大学「地域実習G2」報告」
https://www2.okiu.ac.jp/yamaguchi/04_yamaguchi2022-3.pdf

「大学院生がみたコロナ禍のレファレンスサービス―沖縄関係資料を求めて」
https://www2.okiu.ac.jp/yamaguchi/05_yamaguchi2022-2.pdf

『沖縄県図書館協会誌』は県内の各図書館でも読むことができます。
他にも、沖縄県内の図書館の「いま」を知ることができる、興味深い記事がたくさん掲載されていますのでぜひお近くの図書館でご覧ください。