文字サイズ

日本文化学科のブログ

ブログ

【キャンパスライフ日記2022 ④ 留学生のキャンパスライフ】

そのほかもろもろ
【キャンパスライフ日記2022 ④ 留学生のキャンパスライフ】



 今回は、日本文化学科に所属する留学生が、そのキャンパスライフを語ってくれました。
日本語教員資格に興味がある高校生、日本文化学科への進学を考えている留学生、国際交流に興味がある高校生、などに是非読んでもらいたいです。
 以下、留学生からのキャンパスライフについての報告です。



 沖縄国際大学には、留学生が日本語を学ぶための科目がたくさんあります。JLPT(日本語能力試験)に合格するための「日本語文法」、日本語でレポート・論文の書き方が基本から教えてくれる「日本語表現」、そして、日本語でアンケートの作り方、レポートの発表など習える「日本語総合演習」などがあります。
 そのなかで、私が最も好きな「日本語総合演習」という科目を紹介したいと思います。まず、留学生にとって日本語を手で書くのは難しいですが、タイピングでも簡単ではないことが多いです。この授業では、タイピングを毎回練習しています。それだけではなく、授業中のノートも要約もパソコンで取ります。そそうやって、私はタイピング能力を高めてきました。それに、いろいろな発表方法が習えます。例えば、自ら興味があるトピックを決め、アンケートを作ります。そして、ワードでレポートを書いたり、パワーポイントで資料を作ったりします。その過程で、先生がアドバイスをもらえます。最後に、発表会が行われます。留学生たちの発表はとても面白くて、独特な考えを持っています。毎回、楽しんで参加しています。先生からだけではなく、仲間の留学生たちからでもたくさん学ぶことがあります。とても有意義な授業だと思います。
 


 日本語に興味を持ったきっかけを、アニメ・漫画だと答える留学生がたくさんいるではないでしょうか。私はそんな留学生に、日本文化学科の「ポップカルチャー論」という科目を勧めます。この授業は「日本の大衆音楽」「オタク論」「漫画文化」の三つについて学びます。それぞれ領域を詳しく知っている先生が授業をしてくれます。自分の好きな物事について深く勉強することができますから、とても好きな科目です。



 私と同じく日本伝統文化に興味があったら、日本文化学科の科目の「日本文化論」もお勧めです。この科目で、「絵巻」から「能」「歌舞伎」、近代映画に至るまで、様々な日本文化に関することを学べます。それに、古典文法や古典文学が勉強できる科目もたくさんあります。例えば、「日本語文法基礎」「古典に親しむ」「日本近代文学史」など。また、沖縄伝統文化に興味があれば、「琉球文化論」という科目もお勧めです。琉球の昔話、伝説、神歌、音楽、舞踊など、動画を鑑賞しながら先生が詳しく解説してくれて、とても面白く勉強することができます。もし沖縄のことがもっと知りたいなら、沖縄の歴史、地理、文学、民話、芸能、経済、自然環境、観光など、いろいろな科目があります。これらは、共通科目として選択することも可能です。
 
 沖縄国際大学では、留学生同士はもちろん、その他にも色々な学生と交流する機会があります。留学生の日本語科目では、日本語教師をめざす学生との交流がたくさんありますし、グローバル教育支援センターが開くイベントも色々あります。そして、ランゲージピアーズという制度では、留学生と日本人がお互いの言語を教え合う活動もしています。色々な学生と交流すると、一般の授業以外の知識や若者で流行っている情報も手に入ります。いろいろな意味で勉強になります。そして、友達もたくさんできました。
 大学進学を目指す留学生のみなさん、沖縄国際大学の日本文化学科で学んでみませんか。