3月15日に挙行された沖縄国際大学卒業式。今年度は10名(組)が学長賞、学部長賞などを受賞し、日本文化学科からも4年生の奥平乙斗さんが「校友会長賞」を受賞しました。

校友会長賞は学内外の文化的な活動に真摯に取り組んだ学生を表彰するものです。

奥平さんは、出身地である宮古島の民謡の技能研鑽に励み、第７回とうがにあやぐ大会（主催・宮古民謡協会、宮古民謡保存協会、沖縄宮古民謡協会）において優勝、第15回「なりやまあやぐまつり」（主催・同まつり実行委員会、友利部落会）において最高賞の「なりやまあやぐ大賞」を受賞しています。また、宮古民謡保存協会より教師免許も授与されています。



学内では、学生サークル琉球芸能文学研究会に所属し、「学生芸能」の実現を目指して、県内外において琉球古典音楽、八重山民謡、宮古民謡など歌三線を披露してきました。特に今年度は、会長として多くの会員を統率して指導し、各地での舞台発表を実現してきました。
特に、校友会50周年記念イベント「芸能フェス・THE競演」では、宮古公演、八重山公演、沖縄本島公演においてはその力を如何なく発揮され、各方面から高く評価されました。



明治大学情報コミュニケーション学部の学生と行った「Art Live-Rally」公演（明治大学リバティーホール）でも、同世代の学生と芸能をとおして文化交流を行い、「学生芸能」の可能性を拓いた点、兵庫県多可町ささゆりコンサートからの招聘公演や県内各種イベントへの出演なども受賞理由の一つです。

奥平さんの卒業後のご活躍も期待しています！
受賞、おめでとうございます。