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日本文化学科のブログ

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【日文生専用のライティングセンターが開室しました!】

おもしろ授業
【読む・書く・表現する、そして、調べる力】を入学時から段階的に見に付けるプログラムが充実している日本文化学科。その1つの取り組みとして力を入れているものが、2年生必修科目「アカデミックライティング」と連動して5月末から実施している、学術論文形式のレポートを書くためのサポートを行う「ライティングセンター」の運営です。

アシスタントとしてサポートを担当するのは、昨年度この授業を受講して、優秀なレポートを書き上げた3年生たち。
授業を通して書く力・調べる力を修得した学生たちがしっかりと後輩へのレクチャーを担当してくれています。



この日のセンターでは、レポートのテーマを決定し、文章にまとめる上で相談がある2年生の相談に乗り、テーマの決め方のアドバイスのほか、テーマを文章にまとめる上で、どのような点に問題があるのか、を一緒に考える作業を行いました。



実際に相談に乗ってみると、「やりたいことははっきりしているけど、書き出しをどうしていいか悩んで時間が過ぎてしまう」「クラスの統一テーマの下で自分が題材にしたいことを選んでいるけど、先生からなかなかOKをもらえない」「1980年代のマンガを題材に調査をしたいけど、古い漫画はどうやって手に入れたらいいの?」などなど、2年生の悩みはいろいろでしたが、3年生が卒業研究で身に付けたスキルを、後輩のためにできるだけ分かりやすく伝えようと頑張ってくれている姿がとても印象的でした。
ライティングセンターでは、相談する相手が1つ年上の上級生ということで、先生には伝えにくいことも率直に相談ができるようで、なごやかなコミュニケーションを通して、苦手意識を持っていたライティングの授業がだんだんと楽しくなってる様子もみられました。





ライティングセンターは6月上旬まで開設した後、レポートを書き上げていく時期に再度オープンする予定です。
2年生の皆さんは積極的に活用してくださいね。