【琉球芸能を体験的に学ぶ! 宮城茂雄先生「琉球文学特講Ⅰ」のご紹介】
琉球文化コースの取り組み
2024年5月29日、日本文化学科の琉球文化コースで学んだ卒業生でもある、宮城茂雄先生の「琉球文学特講Ⅰ」では組踊の「執心鐘入」が取り上げられ、先生がセリフの現代語訳や解説をしつつ、琉球芸能を体験的に学習してみよう、ということで、「執心鐘入」の登場人物である若松と女主人の衣装を学生たちに身に着けてもらい、舞台上ではどのような衣装を着てどのような所作をするのか、そこにはどのような意味があるのか、といったことを学びました。
何十万円もする着物や帯なども見せていただいたり、先生の指導で学生が演技をしてみたところ、「背中を向けられるのは悲しい」といった感想もありました。
舞台用の着物を実際に宮城先生に着つけていただいたところ、主人公の若松の着物の着付けにはかなり時間がかかって、このままだと授業が終わらないかも、、、と誰もが心配した様子で宮城先生が着つける様子を見ていましたが、若松に執心する「宿の女」の着付けでは、帯を体に巻き付けたと思ったら、あっという間に、魔法のように完成してしまって(しかも美しく)、教室に「おぉ!」という驚きの声が響きました。
また、琉球の着物も、本土の着物のように、袖が長い振袖がありますが、琉球では若松のような成人前の男性が着る着物であったこと、袂の部分が広く空いていて、本土の着物と構造が少し違うことなど、新しい知識もいろいろと得ることができました。
日本文化学科には全国でも珍しい、沖縄の伝統文化(芸能や言語)を専門的に学ぶ「琉球文化コース」が設置されています。
みなさんも日本文化学科で琉球芸能の奥深さを体験的に学んでみませんか?
何十万円もする着物や帯なども見せていただいたり、先生の指導で学生が演技をしてみたところ、「背中を向けられるのは悲しい」といった感想もありました。
舞台用の着物を実際に宮城先生に着つけていただいたところ、主人公の若松の着物の着付けにはかなり時間がかかって、このままだと授業が終わらないかも、、、と誰もが心配した様子で宮城先生が着つける様子を見ていましたが、若松に執心する「宿の女」の着付けでは、帯を体に巻き付けたと思ったら、あっという間に、魔法のように完成してしまって(しかも美しく)、教室に「おぉ!」という驚きの声が響きました。
また、琉球の着物も、本土の着物のように、袖が長い振袖がありますが、琉球では若松のような成人前の男性が着る着物であったこと、袂の部分が広く空いていて、本土の着物と構造が少し違うことなど、新しい知識もいろいろと得ることができました。
日本文化学科には全国でも珍しい、沖縄の伝統文化(芸能や言語)を専門的に学ぶ「琉球文化コース」が設置されています。
みなさんも日本文化学科で琉球芸能の奥深さを体験的に学んでみませんか?