【安志那先生による日本文化学科のPR動画がついに公開されました!】
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今年3月に撮影した日本文化学科のPR動画が、ブラッシュアップを重ねて、大学サイトでついに公開されました!
担当してくださったのは、韓国ご出身で、日本文化学科では多文化間コミュニケーションコースの授業は比較文化・文学研究を中心とする研究室を担当している安志那先生。
「日本文化と多文化の交差点」というテーマで、日本語・言語を学ぶとはどういうことなのか、日本文化学科では日本のことだけを学ぶのか、いやいやもっと広い世界線での学びがまっています!、ということをクイズ形式で、優しいトーンとやさしい言葉でお話していただいています。
安先生の学科紹介動画は「動画でみるオキコク」の中で公開されています。
https://www.okiu.ac.jp/admissions/movies
動画の中に字幕もついていますが、動画を撮影するときに使ったシナリオが残っていますので、動画の中の画像をご紹介しつつ、こちらでも日本文化学科のアピールをさせていただきます!


問題です。
「いる」と「ある」 どちらが正しいでしょうか? 答えは簡単ですね。
猫 は いる 花束は ある が正解です。
でも、立ち止まって少し考えてみてください。日本語には いる と ある という二つの存在表現があります。なぜ二つのあるのか。不思議に感じませんか?
こちらは別の例になります。
男 は いる
ぬいぐるみ は ある ですね。
動くものか、動かないもの、で分けているようにも思いますし、生き物かどうか、で分けているような気もします。
でも、ちょっとかわいそうですが、同じ生き物でも、猫が死んでしまうと、突然 ある に変わります。
いったいどんな理由で使い分けているのか、知りたくなってきませんか?
このような、ことばの仕組みを正しく理解する学問のことを
「文法論」と読んでいます。
文法と聞くと、古典文法や<クリック>五段活用などを思い出す人がいるかもしれませんが、大学で学ぶ文法論と、高校までの国語の文法は全く別の学問です。
「文法論」は、「言語学」という大きな学問領域の一つです。他にも、社会言語学、音声学などがあります。認知言語学という心理学のような学問もあるんですよ。
これらをマスターすれば、日本語はもっと正しく使えるようになります。


そして、日本文化学科は、この言語学をベースとして、文学、芸能、マンガ・アニメなど、ことばでできた様々な文化を、一人ひとりの関心に合わせて学んでいきます。
その範囲は日本だけにとどまらず、日本と比較しながら、世界の文化へ関心を広げたり、逆に、地元の沖縄の文化に特化して学んだり、琉球の時代までさかのぼって沖縄を理解するなど、様々な世界線へ旅することができるのも日本文化学科のカリキュラムの特徴です。
こうした学びの多様性は、卒業論文のテーマにもあらわされています。
私が育った韓国と日本の文化、たとえばK-POPとJ-POPの比較研究をする学生も増えてきました。こちらのテーマをみてピンとくるものがあったら、ぜひ日本文化学科で一緒に学びましょう!

気になります。日本文化学科での学びは将来にどのように役に立つのでしょうか?
このことを考えるために、2つのデータを見てみましょう。
どちらも、民間企業が大学生に求める力を示しています。
企業の多くが、コミュニケーション能力を求めていることがわかりますね。
では、私たちはふだんどんな道具をつかってコミュニケーションを行っているでしょうか?

答えは、当然、「ことば」ですよね。
「言語学」は言語の成り立ち構造、変化、使われ方など、多角的に「ことば」への理解を深めることができる学問です。

日本文化学科では「言語学」を学び、「ことば」を使うトレーニングを繰り返すことができます。これらを通して、語彙力、思考力、表現力、想像力、多様性への理解など、を高め、将来どのような進路に進むとしても必要となるコミュニケーション能力を高いレベルで身に付けることができます。

日本文化学科は、高い社会人基礎力を備えた、「ことばのプロ」を育成する学科です。
そんな日本文化学科に関心を持った方は、ぜひSNSをフォローしてみてください。
ようこそ日本文化学科へ! 担当は、安志那 でした。
またあいましょう。(最後に韓国語でご挨拶)
担当してくださったのは、韓国ご出身で、日本文化学科では多文化間コミュニケーションコースの授業は比較文化・文学研究を中心とする研究室を担当している安志那先生。
「日本文化と多文化の交差点」というテーマで、日本語・言語を学ぶとはどういうことなのか、日本文化学科では日本のことだけを学ぶのか、いやいやもっと広い世界線での学びがまっています!、ということをクイズ形式で、優しいトーンとやさしい言葉でお話していただいています。
安先生の学科紹介動画は「動画でみるオキコク」の中で公開されています。
https://www.okiu.ac.jp/admissions/movies
動画の中に字幕もついていますが、動画を撮影するときに使ったシナリオが残っていますので、動画の中の画像をご紹介しつつ、こちらでも日本文化学科のアピールをさせていただきます!
問題です。
「いる」と「ある」 どちらが正しいでしょうか? 答えは簡単ですね。
猫 は いる 花束は ある が正解です。
でも、立ち止まって少し考えてみてください。日本語には いる と ある という二つの存在表現があります。なぜ二つのあるのか。不思議に感じませんか?
こちらは別の例になります。
男 は いる
ぬいぐるみ は ある ですね。
動くものか、動かないもの、で分けているようにも思いますし、生き物かどうか、で分けているような気もします。
でも、ちょっとかわいそうですが、同じ生き物でも、猫が死んでしまうと、突然 ある に変わります。
いったいどんな理由で使い分けているのか、知りたくなってきませんか?
このような、ことばの仕組みを正しく理解する学問のことを
「文法論」と読んでいます。
文法と聞くと、古典文法や<クリック>五段活用などを思い出す人がいるかもしれませんが、大学で学ぶ文法論と、高校までの国語の文法は全く別の学問です。
「文法論」は、「言語学」という大きな学問領域の一つです。他にも、社会言語学、音声学などがあります。認知言語学という心理学のような学問もあるんですよ。
これらをマスターすれば、日本語はもっと正しく使えるようになります。
そして、日本文化学科は、この言語学をベースとして、文学、芸能、マンガ・アニメなど、ことばでできた様々な文化を、一人ひとりの関心に合わせて学んでいきます。
その範囲は日本だけにとどまらず、日本と比較しながら、世界の文化へ関心を広げたり、逆に、地元の沖縄の文化に特化して学んだり、琉球の時代までさかのぼって沖縄を理解するなど、様々な世界線へ旅することができるのも日本文化学科のカリキュラムの特徴です。
こうした学びの多様性は、卒業論文のテーマにもあらわされています。
私が育った韓国と日本の文化、たとえばK-POPとJ-POPの比較研究をする学生も増えてきました。こちらのテーマをみてピンとくるものがあったら、ぜひ日本文化学科で一緒に学びましょう!
気になります。日本文化学科での学びは将来にどのように役に立つのでしょうか?
このことを考えるために、2つのデータを見てみましょう。
どちらも、民間企業が大学生に求める力を示しています。
企業の多くが、コミュニケーション能力を求めていることがわかりますね。
では、私たちはふだんどんな道具をつかってコミュニケーションを行っているでしょうか?
答えは、当然、「ことば」ですよね。
「言語学」は言語の成り立ち構造、変化、使われ方など、多角的に「ことば」への理解を深めることができる学問です。
日本文化学科では「言語学」を学び、「ことば」を使うトレーニングを繰り返すことができます。これらを通して、語彙力、思考力、表現力、想像力、多様性への理解など、を高め、将来どのような進路に進むとしても必要となるコミュニケーション能力を高いレベルで身に付けることができます。
日本文化学科は、高い社会人基礎力を備えた、「ことばのプロ」を育成する学科です。
そんな日本文化学科に関心を持った方は、ぜひSNSをフォローしてみてください。
ようこそ日本文化学科へ! 担当は、安志那 でした。
またあいましょう。(最後に韓国語でご挨拶)