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日本文化学科のブログ

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【宜野湾市学校図書館関係職員合同研修会にて山口先生がアンケート結果を報告しました!】

図書館司書課程通信
2025年8月18日、宜野湾市民図書館にて開催された、令和7年度第2回学校図書館関係職員合同研修会にて、日本文化学科で図書館情報学を担当する山口先生が、学校司書の雇用状況に関するアンケート調査結果を報告しました。

50分の報告の前半部分は山口先生から、会計年度任用職員制度がスタートして以降の、宜野湾市の学校図書館の雇用状況の変化について報告し、後半は、司書課程の授業でもお世話になっている琉球大学の望月道浩先生から、アンケートから見えてきた、学校司書と司書教諭・係教諭との職務区分や連携方法についてのご助言がありました。





当日は、宜野湾市以外にも、うるま市や豊見城市などの学校司書の方々や、校長先生の参加もあり、報告後の意見交換でも現場のリアルな状況についてたくさんの声が上がりました。
また、正規職員として学校図書館に採用されている卒業生も多く参加してくださり、先生や卒業生同士で再開を懐かしむ様子もみられました。

この日の報告とは直接関係はありませんが、この日の参加者の皆様には、山口先生のゼミ(図書館情報学ゼミ)で取り組んでいる、GIGAスクール構想がスタートして以降の学校図書館の利用状況の変化について、タブレットPCでの調べ物が増えて、紙の本を使っての学習が減っているのではないか?、という仮説を検証するためのアンケート調査にも追加でこたえていただきました。
報告後の意見交換でも、ここ数年で図書館の役割が大きく変わってきている、デジタルシフトにより、学校現場での情報のやり取りが紙からネットに移行しているので、学校図書館が今後どうなっていくのか?、という戸惑いの声も上がりました。



図書館情報学ゼミでは今後も、学校図書館を含めて、県内の図書館活動の実態把握や課題点の発見に向けて様々な調査を行っていきたいと思っています。
ご協力の方、よろしくお願いいたします。