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日本文化学科のブログ

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【4年間をふりかえって その⑥】

そのほかもろもろ
【4年間をふりかえって その⑥】
大学卒業を迎えた学生が、大学4年間をふりかえる企画の第6弾です。
今回は、ことばや文化の学び、スペインへの交換留学などについて記事を書いてくれました。



 私はこの春、日本文化学科を卒業しました。写真や講義資料を見返しながら大学生活を振り返ると、一つひとつの出来事が思い出され、「充実した5年間だったな」と改めて感じています。
私は高校時代に「ことば」について興味を持っていたこと、そして沖縄について学びたいという思いから、「ことばのプロになろう!」をモットーとしている日本文化学科に入学しました。
大学での学びの魅力は、自分の「興味」から学びを広げていけるところにあります。特に、日本文化学科での学びは、私たちにとっての自らの文化である「自文化」と向き合う貴重な時間でもありました。言葉や文化について学ぶ中で、「自文化を知って他文化を知る」という考え方に触れ、当たり前だと思っていたものを改めて見つめ直す機会を得ることができました。講義では、資料に夢中でメモを書き込み、後から見返すと自分でも驚くほどの量になっていたこともあります。それほどまでに、学ぶことに夢中になれる時間でした。




 そんな大学生活の中で、私にとって大きな転機となったのがスペインへの留学です。初めての海外生活に不安もありましたが、実際に現地で多国籍の人々と関わる中で、言葉は単なる知識ではなく、人と人とをつなぐものだということを身をもって感じました。日本にいるだけでは気づけなかった世界の広がりだけでなく、自分自身についての解像度も高くなり、様々な面から留学してよかったと感じています。




 その後の卒業研究では、「沖縄の琉球語とスペインの少数言語の復興を比較する研究」に取り組みました。留学で得た知見と、自分のルーツである沖縄の言葉を重ね合わせながら考えることで、言語が持つ意味や価値について深く考えることができました。
 また、日本文化学科の先生方はとても優しく、留学や卒業研究、日々の講義においても丁寧にサポートしてくださいました。その存在があったからこそ、安心してさまざまなことに挑戦することができたと感じています。




 もちろん、楽しいことばかりではなく、不安や迷いを感じることもありました。それでも、一歩踏み出した経験や、たくさんの人との出会いが、自分を大きく成長させてくれたと感じています。今では、「日本文化学科で学べてよかった!」と心から思っています。
これから進路を考える皆さんも、ぜひ自分の「興味」や「好き」を大切にしてほしいと思います。そして、日本文化学科がその一歩を踏み出す場所の一つになれば嬉しいです!