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社会文化学科のブログ

ブログ

崎濱佳代先生の研究室を訪ねてきました

学生による取材投稿
「自分を救った社会学」
 社会学を学ぶきっかけは、人生の中で辛かった時に社会学の評論を読むことによって人権の必要性を感じ、希望を持つことができました。その中でいじめや家族、子どもについての評論を読んでいました。社会学は自分の気持ちを救ってくれました。

「表面上は『平等』な近代社会だが実際は異なる現実」
 近代は社会の構造が変化して、神や王が決めたことに従う社会から、表面上は「平等」な社会になりました。しかし、実際は自由でも平等ではない現実があるからこそ、その社会を様々な視点から見つめるために社会学が存在すると思います。また、学生たちのリアクションペーパーで「困っていること」「苦しんでいること」について、講義を受けて「救われた」「生きていて良かった」と感じたなどの反応を見ることもあり、それも社会学の存在意義の1つだと感じます。

「つらいときこそ学問に励む」
 学生時代は誰しも迷いや不安があって、なんとか単位を取得するために大学に通っていました。今となって後悔していることは、心に余裕がない自分と大学生活との両立がうまくいかずに、好きだった趣味をやめてしまったことを少し後悔しています。
 今の学生には、留学をすること、友達や恋人をつくることなどいろいろ挑戦してほしいと思います。他にも宅建を取ろうとも考えていましたが、結局取れなかったので、資格の勉強もしたほうがよかったのかなと思います。みなさんには興味ある分野を学び、資格にもチャレンジしてほしい。つらいときこそ学問に励むことをおすすめします。

「インタビューをして感じたこと」
崎濱先生へのインタビューでの「つらいときこそ学問に励む」というお話は、日常において苦しいがある時に、生活ばかりを優先してしまって学ぶことを蔑ろにしてしまうのではなく、学問を拠り所にするという選択があることに気付くことができました。

インタビュアー(社会文化学科1年:安次嶺佳穂・安谷屋美咲・新川陽斗・伊波大世)