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日本文化学科のブログ

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【国語科教職課程恒例行事、春季模擬授業会が開催されました!】

国語科教職課程通信
日本文化学科の教職課程恒例、春期模擬授業が2月18日(月)に行われました。

日文教職では、教育実習に行く前の3年生が授業者となって、中高の教材をもとに指導案を作成。1・2年生の後輩を生徒に見立てて50分の授業実践を行っています。



今年の春模擬では、これまでの授業で学んだ思考ツールや、読みの交流学習などを積極的に授業に取り入れていたのが特徴で、授業を受けた学生の皆さんも、今まで受けてきた授業とはちょっと違った切り口の授業を楽しそうに受けていました。
指導案も新学習指導要領に即して、思考力・表現力・判断力の評価基準を立てたのですが、授業内で学習者の学びの実態を見取り、評価するのは結構難しかったようです。





読みの交流学習では、問いの立て方によって、文学作品の世界を変えてしまう可能性はないかといった指摘があがり、議論が白熱しました。

和歌の授業では、5W1Hマップで自分の疑問を整理して、課題解決学習につなげる(最終的に絵を描く)活動や、読みとった和歌の感想を交流させる活動など、同じ教材でも活動のさせ方によって、考えたり表現したりする方法は様々なんだといった発見もありました。

班での感想交流から疑問点をピックアップして、さらに班で調べ学習するといった、アイディアも出され、皆で授業を考え創り上げていく1日となりました。