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日本文化学科のブログ

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【図書館学担当の山口先生が出演した「沖国大ラジオ講座」の第二弾がradikoにて公開中です】

先生も頑張ってます
4月25日に放送された、ラジオ沖縄で絶賛放送中の、沖縄国際大学のラジオ番組「沖国大ラジオ講座~万国津梁を目指して」が公開中です。

http://radiko.jp/#!/ts/ROK/20180425183000

※PC専用、スマホで視聴する場合はアプリのダウンロードが必要です。

山口先生は日本文化学科で図書館情報学のゼミを担当しているのですが、今回は図書館の話からはちょっと離れて、日本文化学科の専門科目で取り上げている「表現論」についてのお話でした。

日本昔話やグリム童話などの中には残酷な要素をもつ作品があります。最近の子ども向けの絵本や絵物語では、誰も殺されなくなったり、食べられなくなったり、悪者が懲らしめられるお話しなのに、反省してみんなで仲良くなって ハッピーエンドになっていたりするものもあると言われています。

学生さんたちの卒論では、「かちかち山」や「三匹のこぶた」などを取りあげて、1960年代・1970年代の絵本と、現代の絵本を比べて、表現がどう規制されているかを調べてたものもあるそうです。

こうした表現規制は絵本だけでなく、テレビCMやドラマ、アニメーションにも及んでいます。
番組では「サザエさん」や「ドラえもん」などにもふれて、表現規制の現状と課題をお話ししました。

日本文化学科には創作活動をしている学生も多く、小説やマンガ、イラストをいろいろなメディアで発信しています。インターネット社会では、自分の表現は自分自身で律していかないといけません。表現論の授業では、こうしたテーマで、表現のルールとマナーをしっかり学んでもらっているそうです。

「あっという間の30分でまだまだしゃべり足りないです」と山口先生。ラジオの続きを聞きたい人は日本文化学科へ!

※写真: 番組アナウンサーの小橋川響さん(日本文化学科出身)との打ち合わせの様子。