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日本文化学科のブログ

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【夏のオープンキャンパスを開催しました! 第1弾のテーマは「日文Re-START(リスタート)!」】

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2025年6月29日、今年度に入って第1回目となる夏のオープンキャンパスが開催されました。

今回のオープンキャンパスは、午前中は体験講座と学科紹介を合わせて昨年を上回る180名の来場があり、午後も遅い時間の開催となりましたが、体験講座と学科紹介合計で約60名の来場があり、大変な賑わいとなりました。



午前と午後、2回に分けて開催された「学科紹介」では、2026年4月からリスタートする日本文化学科の新カリキュラムの特徴を、奥山学科長から詳しく説明させていただきました。

新カリキュラムの大きな変更点は、これまでの「日本文化コース」と「琉球文化コース」が、「言語情報文化コース」、「琉球沖縄文化コース」へとそれぞれ変更されるということです。「言語情報文化コース」は、従来の日本近現代文学や日本語学の学びに加えて、言語情報を処理するためのICTスキルや、情報の管理と提供を学ぶ図書館情報学も取り入れた、スケールの大きな学問領域となります。「琉球沖縄文化コース」は、琉球語や琉球芸能といった、琉球の時代からの従来の伝統的な文化に加えて、ウチナーヤマトゥグチ、沖縄文学なども含めた、現代の沖縄文化へのまなざしも取り入れた学問領域へと生まれ変わります。

学科紹介ではこうした多様な学びの中心にある「コミュニケーション」のあり方について、ポライトネス理論を用いて学生たちと対話をしながらその構造を学んだり、日文の学びが将来どのような職業につながるのか、具体的に先輩たちの進路をふまえて説明したり、9月に出願が迫っている総合型選抜試験に向けてのアドバイスなどもあって、盛りだくさんの内容になりました。



学科紹介後の体験講座では、午前は下地賀代子の言語学講座、午後は山口先生の図書館情報学講座も行われました。
こちらの内容は後日、「おきこくにちぶんチャンネル」で公開予定なので楽しみに待っていてくださいね。


(みなさんは下地先生がスライドを使って説明している「BSS」という言葉を知っていますか?)


(みなさんはスライドに出てくる「フィルターバブル」という言葉をしっていますか? 図書館にどうかかわるのかな?)

体験講座と学科紹介の合間の時間には、説明会会場の隣の教室を貸し切って、「おきこくにちぶんライブラリー」と題したミニミニ図書室をオープンしました。
分野ごとに先輩たちへの相談ができるレファレンスブースの他、学科で使っている教科書やノートの展示、国語の先生、日本語教師、図書館司書などの専門職を知る上で先生たちのおすすめ本、さらに、日本文化コース、琉球文化コース、多文化間コミュニケーションコースを知るためのポスター展示なども行いました。







特に人気が高かったコーナーが「総合型選抜試験必勝法!」というポスタースペース。



このコーナーは、アドミッションポリシーを読むうえで気を付けてほしいことや、総合型選抜試験受験者向けのポリシーにある「社会貢献」とはどのようなことか、具体的にどのようにアピールをすればよいのか、志願理由書と自己アピール文の書き分け方などなど、総合型選抜の受験を考えている方にはとても役立つ情報が満載のコーナーになっていて、来場者の皆さんが一生懸命メモをとっている姿が印象に残りました。









沖縄はこのところ連日の猛暑が続いています。暑い中、ご来場いただいた受験生の皆様に心から感謝申し上げます。
第2回オープンキャンパスは、7月20日開催です!
「国語の先生」「韓国文化」をテーマにした体験講座を用意していますので、ぜひまたご来場ください!