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日本文化学科のブログ

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【教育実習直前! 模擬授業、頑張ってます②ーーー田場裕規先生クラスより】

国語科教職課程通信
昨日に引き続いて、日本文化学科の国語科教員免許取得課程の取り組みのご紹介です。

日文の教職課程は、国語の専門知識や教育論などを学ぶだけでなく、教員としてのスキルを高めるために、教壇に立つためのトレーニング授業や1年生から4年生までの班活動・合宿行事などの課外活動も充実しており、その独特の教員養成法は学校現場からも高い評価を受けています。

授業の作り方を学ぶ「国語科教育法演習」という科目では、学生が先生役と生徒役をつとめる「模擬授業」を行っています。何週間も前から教材研究を深めて、学生同士で何度も何度もリハーサルをして、1時間の授業にのぞみます。

2018年5月15日の授業では、4年生の石川さんが、田場裕規先生の指導の下で、琉歌を教材とした模擬授業にのぞみました。


模擬授業終了後に、石川さんに感想を聞いたところ、
「今回は1から作り出した教材ということで、授業目標を決めることが難しかったです。また、琉歌という題材を、どのように国語の授業として展開していくことにも何度も躓いたり、頭を悩ませたりしました。でも、今回の模擬授業でのチャレンジが私の将来の国語教師像に大きな影響を与えてくれたようにも思います。沖縄という、地域に根ざしたもを使った、授業を作ることのできる教師を目指していきたいです」
と熱く語ってくれました。

6月からはいよいよ高校での「教育実習」も始まります。教育実習とは、実際に学校現場で授業や生徒指導を担当する、これまでの教職課程での学びの集大成です。
高校生の皆さんの学校にも、日文の「先生の卵」たちがお邪魔するかもしれません。
ぜひ暖かく迎えてあげてくださいね。