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日本文化学科のブログ

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【教育実習直前! 模擬授業、頑張ってます①ーーー桃原千英子先生クラスより】

国語科教職課程通信
日本文化学科には定評のある国語科教員免許取得課程が設けられており、これまでに多くの卒業生を中学校・高校に送り出しています。

日文の教職課程は、国語の専門知識や教育論などを学ぶだけでなく、教員としてのスキルを高めるために、教壇に立つためのトレーニング授業や1年生から4年生までの班活動・合宿行事などの課外活動も充実しており、その独特の教員養成法は学校現場からも高い評価を受けています。

授業の作り方を学ぶ「国語科教育法」という科目では、学生が先生役と生徒役をつとめる「模擬授業」を行っています。何週間も前から教材研究を深めて、学生同士で何度も何度もリハーサルをして、1時間の授業にのぞみます。

2018年5月15日の授業では、4年生の徳山さんが、桃原千英子先生の指導の下で、模擬授業にのぞみました。教材は魯迅の「故郷」。

黒板もいっぱいつかって、生徒に考えさせるところは、机の間を回って指導したりして、実際の授業のように進めていきます。よりリアルな授業ができるように、学内に設けられた中学校・高校風の模擬授業教室を使っています。
模擬授業が終わった後は反省会。良かったところ、ダメだったところなど、いろいろな指摘が教室内に飛び交います。
教職課程の学生はこうした実践的なトレーニングを経て学校現場に入っていきます。

終了後に徳村さんに感想を聞いたところ、
「「教える・伝えること」がまだまだ経験不足だと感じました。もうすぐ、教育実習なので、楽しみながら生徒と一緒に、授業をつくっていきたいです。」
と語ってくれました。


6月からはいよいよ高校での「教育実習」も始まります。教育実習とは、実際に学校現場で授業や生徒指導を担当する、これまでの教職課程での学びの集大成です。
高校生の皆さんの学校にも、日文の「先生の卵」たちがお邪魔するかもしれません。
ぜひ暖かく迎えてあげてくださいね。