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日本文化学科のブログ

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【大学生ってどんな授業を受けているの? 琉球芸能の魅力をより身近に感じられる「琉球芸能史」】

おもしろ授業
日本文化学科ではどんな授業を受けることができるの?、そんな素朴な疑問に在学生が答えてくれるコーナー。今回は、2年生後期に受講できる、琉球文化コースの基礎科目である「琉球芸能史」という科目を、3年生の知花令磨さんに紹介してもらいました。
せっかく沖縄の大学に進学するなら、沖縄でしか学べないことを日本文化学科(琉球文化コース)で学びませんか?
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 私は、1年生のときに国立劇場おきなわ第4期組踊研修生を終了し、現在は琉球舞踊、組踊の実演家として沖縄の文化・芸能に関わっています。芸能の歴史に興味があり、この授業を受講しました。
 講師は琉球芸能界でも一線で活躍する宮城茂雄先生です。
 かぎやで風を中心に琉歌の読み方や意味を、先生の解説と映像などを混じえて学び、琉球古典語の意味を理解して、すぐに琉歌をすらすらと音読できるようになります。
 そして、何と言ってもこの授業の魅力は実際に舞台で活躍している実演家の先生が講師ということです。
 授業では、楽器を実際に演奏して琉歌を勉強したり、実際に舞台でも使用されている衣装を着付け、舞踊や組踊の基本の構えや特徴を知り、音楽や舞踊の表現方法や、歴史背景をも楽しく学ぶ事ができます。
 琉球芸能だけではなく日本芸能にも詳しく、さらにイケメンと名高い先生が芸能ジョークを交えながら進めてくれる、楽しい授業にもなっています。
 琉球芸能に関わりがある方はもちろん、琉球芸能にあまり興味がない方でも、この授業で琉球芸能の魅力にせまり、さらに琉球、沖縄に興味を持ち、琉球芸能をより身近に感じてもらえると思います。