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日本文化学科のブログ

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【にちぶん名物授業② 村上陽子先生「文学実作演習」のご紹介】

おもしろ授業
日本文化学科のカリキュラムの特徴の一つが、授業科目数の豊富さです。なんと100クラス以上の専門科目の中から、好きな科目を選択して受講することができるようになっています。このコーナーでは特に人気のある個性的な授業をご紹介していきます。

◎村上陽子先生担当 「文学実作演習」

日本文化学科には 小説や詩、短歌・俳句などの文学作品に必要な表現の方法や表記の基本を学んでいく授業もいくつかあります。創作活動は孤独な営みになりやすいのですが、「文学実作演習」という授業では、ワークショップ形式で相互交流も取り入れながら、想像力を膨らませて様々なジャンルの創作活動にチャレンジできるようになっています。

2018年5月17日の授業では、1枚のポストカードから、想像力を膨らませて小説を書いていく練習を行いました。
前回までに小説の基本的な書き方は学んでいるということもあって、村上先生の説明の後、学生たちはポストカードを真剣な眼差しでみつめ、ペンを走らせていました。


実作に取り組んでみての感想を学生に聞いてみると、
「日文ではレポートや課題などで、文章を書くことは多いので文章力にはちょっと自信があったけど、小説を書くというのはまた全然違う作業で、毎回、新しい発見があります。他の学科にはない斬新で貴重な体験ができる授業なので本が好きな人にはぜひおすすめしたいです」
「私はもともと個人で小説を書いていたましたが、小説の基礎から学ぶことができて、毎回、いろんなジャンルの作品を執筆することができて楽しいです。授業を通して、自分の想像力や文章力が鍛えられ、日々成長していると感じています」
「授業では、同じテーマで、同じ時間内で作品を書いているのに、一人一人の考え方や感性、表現が全く違っていてとても面白いと思いました。小説を書くのは難しいですが、周りから刺激を受けることができるので、とても楽しい授業です」
といった声が挙がりました。

受講生の皆さんが感じているように、文学作品を書く上での視点や発想の豊かさや表現力は、将来どのような進路に進むにしても役立つとも言えます。みなさんも日本文化学科で文学を書く・つくる楽しみを体験してみませんか?