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日本文化学科のブログ

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【大学生ってどんな授業を受けているの?④ 舞台づくりを通して仲間との絆を深める「プロジェクト演習」】

おもしろ授業
日本文化学科では入学したばかりの4月から、大学祭での演劇上演に向けてのプロジェクトがスタートします。
上映する劇は「民話劇・鬼慶良間」といって、渡嘉敷島に伝わる伝説を、沖縄民話学者・故遠藤庄治先生がアレンジした台本を日本文化学科の1年生が毎年引き継いで演じ続けています。
昨年の舞台づくりを経験した、2年生の嘉手刈さんから高校生向けコメントが届きましたので、ご紹介します。

このプロジェクトでは、入学当初から半年以上かけて1年生全員が力を合わせて取り組んでいきます。私は主役の鬼慶良間を昨年演じました。オーディションで主役に抜擢され、不安やプレッシャーもありましたが、先輩方から25年以上も引き継いできた「鬼慶良間」を成功させたい!、という気持ちの方が強かったです。

この舞台づくりを通して、時には意見の違いで対立することもありましたが、1年生同士の絆も深まったように感じています。
幕が上がる前の緊張と終わった瞬間の達成感を、これから日本文化学科に入学してくる後輩の皆さんにもぜひ味わってほしいです。
チバリヨ―! (劇中のセリフより)
(2年生・嘉手刈樹さん・知念高校出身)