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日本文化学科のブログ

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【AO入試合格者体験記➍ー沖縄のことを伝えられる国語の先生になりたい編】

入試お得情報!
AO入試のエントリーの近づいてきましたが、受験生のみなさん、準備は順調に進んでいますか?
志願理由の深め方や面接に向けてのアドバイスを、昨年度AO入試を受験して合格した1年生にインタビューしてみました。
第4弾は沖縄のことも教えられる国語の先生になりたい城間さんからのアドバイスをご紹介します。
AO入試に向けての書類作成や(まだちょっと先ですが二次選考の)面接対策の参考にしてみてくださいね。
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 私は「琉球芸能の魅力も伝えられる国語教師になりたい」と大学に進学しました。言葉を通して子どもたちに心を考えさせる国語教師は魅力ある職業だと思ったのです。また私は、高校時代、地域の演劇部で活動してきましたが、そこで出会った組踊には、「静」の仕草に豊かな感情の機微を表現する魅力があり、人生を豊かにしてくれる表現だと思いました。そして、教育と琉球芸能の専門知識を持った教員になるには、数ある大学の中で沖縄国際大学しかないと、高校3年の1学期に進学を決意したのです。
 
 私がAO対策で最初に行ったのは情報収集です。私の場合、オープンキャンパスだけでなく、AO合格した先輩から自分の強みをどうアピールしたのか、具体的に聞き込み、志願理由書や自己アピール文を書くときの参考にしました。しかし、思いを全て伝えようとすると内容が希薄になり、試験官の印象に残らない「受験生A」になってしまうので、「城間慶」の伝えたいことや強みは何か、考えを絞っていきました。進路部の先生の指導の下、適切で印象に残る言葉へ、30枚以上の書き直しを行いました。
 また、日本文化学科では、文学作品について自分なりの意見を持ち、コメントできるようにすることが大切です。毎日部活を終えてから小説を読み込み面接に臨みました。
 
 AO入試では、自分だけの「個性」「魅力」「人間性」を見つけ自信を持って臨むことが合格につながると思います。自分の良さを知るために、友達に聞いてみるのも良い手だと思います。
 1年後、新入生としてこの文を読んでいるあなたと出会えるのを楽しみにしています。(城間慶さん/那覇商業高校出身)