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日本文化学科のブログ

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【AO入試・推薦入試合格者向け入学前課題作文表彰式を開催しました!】

1年生、頑張ってます!
2019年4月14日、日本文化学科の新入生が交流を深め、学科のカリキュラムの内容を楽しく体験的に学習するイベント、新入生メンバーシップトレーニングが開催され、その表彰式にて、AO入試・推薦入試の合格者に課せられていた入学前課題作文の表彰式も合わせて開催されました。



今年の新入生に与えられた課題図書は、太宰治著『人間失格』、山口仲美著『犬は「びよ」と鳴いていた―日本語は擬音語・擬態語が面白い』、『堤中納言物語―ビギナーズ・クラシックス日本の古典』、岡本太郎著『沖縄文化論 忘れられた日本』、井上優著『相席で黙っていられるか―日中言語行動比較論』、猪谷千香著『つながる図書館―コミュニティの核をめざす試み』、佐伯胖著『「わかる」ということの意味―学ぶ意欲の発見』の6冊。

表彰式では各部門ごとの表彰者の紹介と、最優秀賞の発表があり、今年度は『沖縄文化論 忘れられた日本』と『つながる図書館―コミュニティの核をめざす試み』の2冊の感想とも高い評価を得た、比嘉さんが受賞し、学科長の下地賀代子先生より賞状と賞品(図書カード、USB)が贈呈されました。



『つながる図書館―コミュニティの核をめざす試み』を審査した、図書館情報学担当の山口先生からは、優秀賞を受賞した比嘉さんに対して、「全体的に目新しい図書館の機能だけに注目して、この図書館が凄いという感想を書く人が多かったが、比嘉さんは、自分の感想は極力控えめにして内容の紹介に徹しており、課題解決型図書館、県立図書館と市町村立図書館の違いなど、を非常に客観的な文章で本書の論点を捉えてまとめているところが素晴らしかったです」という講評もありました。

比嘉さんの作文は1年生向けに夏休み前に配布するブックガイド『にちぶん羅針盤』(読書の友)に掲載予定です。
その他の受賞者の皆さまもおめでとうございます!