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日本文化学科のブログ

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【西岡敏先生が講師の1人を務める「しまくとぅば講師養成講座中級」が沖縄国際大学にて開講しました!】

琉球文化コースの取り組み
現在、沖縄県では「しまくとぅば普及推進計画」(平成25年度~平成34年度)が進められています。そんななか、沖縄県しまくとぅば普及センターでは、
昨年度より「しまくとぅば講師養成講座」を実施し、「しまくとぅば」の「先生」を養成する取り組みを行っています。
昨年度は、その「初級」が開講され、日文の学生さんも、2人が認定試験に合格しているんですよ。



今年度(前期)は、沖縄国際大学南島文化研究所との共催で、初級に合格した人と琉球語の継承に関心のある学生を対象に、「中級」の講座が、沖縄国際大学(13号館4F)で開講されることになりました。
「中級」では、実際の母語話者(ネイティブスピーカー)と共に、沖縄中南部、沖縄北部、宮古、石垣、与那国といった、各地の特徴ある「しまくとぅば」を学ぶことになっています。

  

2019年4月20日(土)、午前9時より、開講式が行われました。波照間永吉センター長(沖縄県しまくとぅば普及センター)の挨拶(沖縄語)、
崎浜靖所長(沖縄国際大学南島文化研究所)の挨拶、西岡敏副所長(同研究所)の挨拶(沖縄語)があり、しまくとぅばを学び、しまの文化を継承していくために互いに力を尽くしていきましょうと、講座開講の意気込みが語られました。

さっそく、午前9時20分からは、中本謙琉大教授、西岡敏副所長が初級の復習を行い、実際の講座が始まりました。

午前11時からは、仲原穣本学非常勤講師と国吉朝政氏(首里方言母語話者)による沖縄中南部のしまくとぅばの解説が実践的に行われました。
本講座は、認定試験のある8月17日まで、毎週土曜日の午前に行われます(公休日を除く)。