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日本文化学科のブログ

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【後期オリエンテーションで、2年生の大城さんが「北方領土ゼミナール」の参加報告をしてくれました!】

多文化間コミュニケーションコースの取り組み
長かった夏休みも終わり、日本文化学科の学生たちも後期のスタートを迎えています。
9月20日、後期の開始にむけての学年別オリエンテーションを開催しましたが、2年生向けオリエンテーションでは、夏休みを使って、「北方領土ゼミナール」に参加してきた大城さんによる報告も行われました。



「北方領土ゼミナール」とは、独立行政法人北方領土問題対策協会が主催する学生向けの研修事業で、内閣府、外務省、文部科学省が後援しています。
50人くらいの学生が全国から集まり、毎年開催されている事業で、北方領土問題を正しく理解すること、問題意識を高めること、そして、返還運動の後継者を育成することを目指しています。

国際問題に関心がある大城さんは毎年夏休みを使ってこうした事業にエントリーしていますが、今回の報告では、北方領土問題と沖縄の諸課題には共通点があること、具体的には、地域の課題を継承する人材が不足していること、また、県外の方と交流すると、「沖縄の視点ではどうなの?」と意見を求められることが多く、地域の歴史・政治・文化について深くする必要を感じたことなどを語りつつ、さらにその問題を解決する上では「教育の力」が必要という、自分自身の大学での学びもふまえた提案もしてくれました。







大城さんの報告を通して、夏休みを使って視野を広げ、学科での学びがいろいろな形で活かされていることを実践的に学び合うことができ、とてもよ後期のスタートになりました。
2年生のみなさん、後期も頑張りましょう!