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日本文化学科のブログ

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【図書館学担当の名城先生が県内公共図書館初任者研修の講師を務めました!】

図書館司書課程通信
沖縄県内公共図書館協議会では毎年6月頃、今年度から働き始めた県内の公共図書館の職員向けの初任者研修を開催しており、日本文化学科で図書館司書課程の授業を担当している山口先生、名城先生も講師として毎年参加しています。

6月21日に沖縄県立図書館3Fホールにて開催された今年度の研修会では、3時間目を名城先生が、4時間目を山口先生がそれぞれ担当しました。

名城先生の担当テーマは「公共図書館の役割・図書館関連法規」。
そもそも「図書館」とは何か、どのような要素を持つものなのか、どのような法律にそって活動をしていけばよいのか、といった基礎的なおはなしから、名城先生のご専門でもある西洋の図書館についても話が広がり、図書館が歴史的にどのように成立していったのか、といった解説もありました。
授業の都合であいにく、オンデマンドでの動画視聴という形になりましたが、行政職として押さえておきたい図書館の法律上の知識や、先進的な図書館の取り組みの紹介もあり、皆さん熱心に受講していくださいました。





山口先生の講座のテーマは「著作権法の基礎の基礎」。
初任者の方々向けに、著作権法とはどのような法律なのか、目的、保護対象、著作権の専有と制限、著作権の種類といった基礎を説明した後に、クイズ形式で、著作権法の理解を公共図書館の日々のサービスにどう生かしていくか、著作権法の専門家としての司書有資格者の役割について説明させていただきました。
受講者の中には先生方の授業を受けた方もおられ、終了後に久しぶりの再会に話が弾む様子も見られました。
本日の講座が現場の皆様の日々のお仕事に少しでも役立てていただければ幸いです。