図書館司書課程の授業を担当している山口真也先生は、日本図書館協会の図書館の自由委員会の委員として、年に1回ほど、『図書館雑誌』という業界誌のコラム(こらむ図書館の自由)を担当しています。



山口先生が担当した2019年8月号のコラムのタイトルは「「図書館の自由」をおびやかす「組織」ってなんだろう？」。
各地の研修などで「図書館の自由に関する宣言」の内容を説明する際に、山口先生がよく参考にするのが宣言の「副文」と呼ばれるネットでも公開されている解説文ですが、そこに「図書館の自由」を脅かす存在として挙げられている「個人・組織・団体」の中の、「組織」ってなんだろう？、「地下組織」とか「悪の組織」とか？、だとしても、「団体」と区別する意味がよくわからない…、という疑問からスタートして、「宣言」と「副文」を分かりやすく説明する解説書の見直しの必要性を提案する、という内容になっています。

山口先生がこれまでに自由委員として『図書館雑誌』に掲載したコラムはこちらで読むことができます。

●「新しい生活、どうしようと思ったら大学図書館へ」
http://www.jla.or.jp/portals/committees/jiyu//tabid/640/Default.aspx#201804
●「「政治的中立性」と「図書館の自由」は対立するか？」
http://www.jla.or.jp/portals/committees/jiyu//tabid/640/Default.aspx#201704
●「図書館の自由からみた学校図書館法改正」
http://www.jla.or.jp/Portals/0/data/iinkai/jiyu/column05.html#201504