外国人に日本語を教え、日本文化を伝えていく専門的職業である「日本語教師」。日本文化学科の多文化間コミュニケーションコースには日本語教師を目指して頑張っている学生が多数在籍しています。

そんな学生たちの実習の様子をまとめた報告書がこのたび2冊完成しました。

1冊は、『2018年度「海外日本語教育実習報告書」で、春休みを利用して3年生が台湾東海大学で行った教育実習の様子をまとめたものです。教材として使用した資料やスライドの他にも、海外での滞在スケジュールも掲載されており、これから海外実習を目指す学生たちにとってとても良いテキストになっています。

もう1冊は、『2019年度「日本語教育実習Ⅱ報告書』。今年の前期に海外から来た留学生や研究生といった日本語学習中級クラスを対象に教育実習のレポートとなっています。実習を振り返る自己分析も1人ずつ掲載されており、インドネシア、ネパール、カナダ、ベトナム、タイ、ミャンマー、韓国などの外国人を目の前にして授業を行って感じたことが率直につづられています。




2冊とも学生の汗と涙の結晶です。今後の学生生活や、社会人生活にこうした経験を活かしていって欲しいなと思います。

※2冊とも10月13日のオープンキャンパスで展示しますのでぜひ見に来てくださいね。