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日本文化学科のブログ

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【国語科教育課程恒例行事、「9月教育実習反省会」を開催しました!】

国語科教職課程通信
中学校・高校の国語科教員養成に定評のある日本文化学科。2019年10月11日、教職課程の行事として、8月下旬から9月にかけて中学校での教育実習を経験した4年生による反省会を開催しました。





今回の実習生は全員で16名。県内の中学校に3週間の実習でお世話になりました。まずはご指導いただきました県内中学校の先生方、職員の皆様に心からお礼申し上げます。



報告会では、
「生徒にとって先生は最初に出会う親以外の社会人という意識で接することを指導の先生から教えていただいて、背筋が伸びる思いをした」
「先生の授業での行動は生徒たちは全て意味があると受け取っている。例えば、チョークの色にも1つ1つ意味を持たせることが大切」
「いま教職課程の授業で取り組んでいること1つ1つに意味挙がったことが、実習に行って初めてわかった。これから教育実習に行くみなさんも1つ1つ丁寧に授業に取り組んでほしい」
「先生の仕事はマルチタスク。時間をかければいい仕事ができるわけではない。てきぱき処理をしないと生徒と交流できる時間がなくなってしまう」
などなど、3週間の経験を終えたからこそ語ることができる充実感にあふれたスピーチが続きました。







国語科教職課程担当の桃原先生、田場先生からは、実習生のコメントを受けて、
「発問にはその人の癖が出る。若い内は授業を録音して自分のくせを知ることが大切。教員は反省的実践を繰り返しながら、子どものことを第一に考えて常に授業を改善していくことが大切」
「先生は、生徒の進路にも大きな影響を与える。ある意味、その生徒の将来の給与間で決められる仕事。だからこそ、高い倫理観と人権意識をもって生徒と接してほしい」
といった実習生、そしてこれから実習を迎える学生たちへの励ましの講話もありました。





これから教育実習を迎える3年生や2年生、教職課程をスタートさせたばかりの1年生にも刺激になる反省会になりました。