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日本文化学科のブログ

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【図書館司書課程担当の山口先生が文部科学省主催・図書館地区別研修の講師を務めました】

先生も頑張ってます
2020年1月30日、日本文化学科で図書館情報学の授業を担当する山口先生が文部科学省と京都府教育委員会が主催する「令和元年度図書館地区別研修(近畿地区)」の講師を担当しました。
この研修会は年に1回、政令指定都市を中心に地区を変えて開催しているもので、今年度は京都府にあるみやこめっせというイベント会場で4日間かけて開催されています。



山口先生が担当したのは3日目の午後2本目の講座で、テーマは「こんなことで困っていませんか? 図書館の自由を学びなおす」ということで、「図書館の自由に関する宣言」を題材として、図書館で知る自由を保障するとはどのような意味があるのか、その範囲が国民主権を支える政治的な情報だけでなく、あらゆる基本的人権の構成要素として情報へのフリーアクセス権にまで及んでいることを、クイズ形式で楽しく学びました。

後半は最近の図書館の自由の事例を紹介しながら、各図書館でどのような対応がとられているのか、『はじめてのはたらくくるま』『開けられたパンドラの箱』『貸出禁止の本を救え!』などを題材に、子どもへの悪影響が懸念される資料提供のあり方なども紹介しました。



山口先生は「図書館の自由」をテーマとして県外でも多く研修講師を担当されていますが、関西地区での公共図書館向けの研修は初めてとのこと、関西の図書館員の皆さんと交流できて貴重な経験になりました、と山口先生。

研修は1月31日まで続くそうです。受講生の皆さん頑張ってください。