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日本文化学科のブログ

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【司書課程の2年生が大学内研究所の資料整理のアルバイトにチャレンジ!】

図書館司書課程通信
沖縄国際大学司書課程では2年生になると、「情報資源組織論Ⅰ・Ⅱ」「情報資源組織演習Ⅰ・Ⅱ」という科目を1年間かけて開講し、図書館司書に必要な資料整理のスキルを実践的に身に着けていくことになっています。
「資料整理」とは、簡単に言えば、資料をテーマごとに分類して番号を与え、さらに目録データを作成し、耐久性を高めるための装備を行う業務です。この分類・目録=資料組織化の理論は図書館情報学の中でも特に難しい分野とも言われています。



こうした1年間の授業を履修し終えた日本文化学科の2年生の3名が、授業で学んだ知識を生かして、沖縄国際大学内に設置されている研究所の資料整理アルバイトに春休みを利用して取り組んでくれています。



沖縄国際大学には南島文化研究所、法学研究所、地域産業研究所の3研究所が設置されていて、それぞれに所員向けの図書閲覧室が13号館という建物の中に設置されています。いわゆる専門図書館なのですが、今年度、これらの研究所閲覧室用に購入した約800冊の本の整理がまだ終わっていないといことで、3月末までに集中して学生たちが分類・目録作業と装備に取り組むことになりました。



この日はアルバイトの初日ということで、比較的簡単な資料の装備(検品して蔵書印を押す)からスタートしましたが、実際にやってみると、ハンコがまっすぐ押せなかったり、力がたりなくて判子がかすれてしまったり…。簡単な作業でも見るのとやるのとでは大違いで、やりなおしが利かない分、1つ1つ丁寧に取り組んでいかないといけないことを学びました。

明日以降は、分類・目録の専門的な知識が求められる仕事もスタートします。アルバイトの皆さん、司書課程の2年生を代表して頑張ってくださいね。