日本文化学科の卒業生で在学中からたくさんの文学賞を受賞されていた元澤一樹さんの第一詩集が2月10日(月)に出版されました。

タイトルは『マリンスノーの降り積もる部屋で』(コールサック社)。
元澤さんが大学四年間で書きためていた1,137編の詩の中から厳選した17編と、卒業後に書いた7編の、計24編の詩が収録されていて、第10回琉球大学びぶりお文学賞を受賞した「アニマルテーゼ」、第14回名桜大学懸賞コンクールを受賞した「ハイブリッド・ミュータント」、第15回「文芸思潮」現代詩賞で佳作を受賞した「種の詩」「ドッペルゲンガー」「映画観」も読むことができます。



そしてなんと解説は作家の大城貞俊先生。帯には「元澤一樹は人間を離さない。人間であることをやめず、人間になることをあきらめない。若々しい感性からはじき出される言葉は私たちを勇気づけてくれるものだ」という言葉を寄せていただいていて、以下のホームページでは一部の作品と、大城先生の解説が全文閲覧可能になっています。

http://www.coal-sack.com/syosekis/view/2621/

コールザック社のホームページ、Amazonなどのオンライン書店、または県内書店でぜひお買い求めください。

目　　　次
Ⅰ　マリンスノーの降り積もる部屋で
十代　
マリンスノーの降り積もる部屋で　
アニマルテーゼ　
映画観　
ハイブリッド・ミュータント
潮汐
煉獄鳥　
夜を掘る者　
月夜の河原　
マッチ売りの少女シンドローム
種の詩
ウワバミ　

Ⅱ　ネオ・ヒューマノイド
ネオ・ヒューマノイド
日出処平成バトルロワイヤル
ネオン・ライト　
Lotus　
不感症の庭　
ヒヨコ　
猫は殺すに値する
搔爬
御仏の自慰
ドッペルゲンガー
三界の被
蔓