日本文化学科で図書館司書を目指して本気で頑張っている4年生たちが受講するアドバンスド科目「図書館情報学特別演習」。昨年度は、県内各地で開催されるビブリオバトルのサポート、沖縄少年院への本の寄贈、ジュンク堂書店那覇店との共同ブックフェアの開催や病院患者図書館に本を届ける活動など、大学から外に出て、本・読書と関わる様々な方々との交流を進めてきました。



沖縄県の1年間の図書館の様子を伝える専門誌『沖縄県図書館協会誌』の第23号(2020年3月発行)では、こうしたアドバンスド活動の中から、沖縄赤十字病院患者図書室で行った本を届ける活動の様子がたくさんの写真とともに詳しくレポートされています。

プロジェクトのスタートから、実施、実施後のデータ分析まで、司書を目指す学生たちがプロジェクトにどのように試行錯誤してのぞんだか、どのような成果を上げることができ、そこから何を学んだのか、といったことが詳しく紹介されていてとても読み応えのある内容になっています。

新型コロナウイルスの関係もあって、今年度はこうした学外での活動はなかなか難しくなっていますが、いずれ状況が落ち着いたら再開したいと思っています。沖縄で司書を目指すみなさん、その日が来ることを信じて、頑張りましょう！

「病院患者図書室に本を届けるー沖縄赤十字病院患者図書室と沖縄県立図書館広域サービス支援室との連携」
『沖縄県図書館協会誌』第23号・2020年3月31日・pp.19-26
(構成： 山口 真也 (Yamaguchi Shinya))

『沖縄県図書館協会誌』は県内の各図書館のほか、以下のサイトでも閲覧できます。ぜひご覧ください！
https://www2.okiu.ac.jp/yamaguchi/06_oiu.pdf