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日本文化学科のブログ

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【多文化間コミュニケーションコースの担当として、安志那先生が着任しました。】

先生も頑張ってます
【多文化間コミュニケーションコース担当の先生として、安志那先生が着任されました】



多文化間コミュニケーションコース担当の新しい先生、安志那先生はどんな先生なんでしょうか。
今回は安先生にインタビューに答えていただきました。さっそく安先生のお話しを聞いてみましょう。

Q:安先生のご専門について教えてください。
安先生:文学です。韓国の大学で韓国文学を学び、修士課程に進み韓国近代文学を研究しましたが、そうしているうちに近代日本の視座へと興味が広がりました。その後、東京大学博士課程に進学し、日本人農民の「満洲」移民を促すために書かれた一連の国策文学を研究しました。私の専門を分かりやすく言えば、文学の美学的な側面よりは、人の移動などで変わり続ける現実がどのように文学的に表現されるのかに近いですかね。文学も文化も固定されたものではなく、常にダイナミックに変化するものです。そういった意味で、現在は日韓ハンセン病文学やウェブ小説に注目し、研究を進めています。

Q:安先生は沖縄国際大学でどんな授業を担当されているんですか?
安先生:「多文化共生論」と「コミュニケーション・スキル」など異文化コミュニケーションに関する授業と様々な国の多様な大衆文化を比較する「アジア太平洋文化論」のような授業があります。

Q:安先生はどんな大学生だったんですか?
安先生:今振り返ると好き嫌いの激しい学生でしたね。好きな文学関係の授業ばかり取っていました。余った時間には図書館でいろんな分野の面白そうな本を見つけては、読んでいました。あまり代わり映えのしない大学生活でしたね。もっといろんなことにトライすればよかったとは思いますが、本当に楽しい時間だったので、後悔はありません。

Q:沖縄に来てどうですか?
安先生:沖縄は旅行と学会で訪れたことがあり、火災前の首里城で組踊を観覧したりと楽しい思い出がいっぱいの場所です。まさか住むことになるとは思っていませんでした(笑)。初めての沖縄生活で戸惑うことも多々あります。私も学生の皆さんからたくさん学ばなければいけません。どうか末永くよろしくお願いします。

Q:日文の学生や、これから日文を目指そうという高校生に一言メッセージをお願いします。
安先生:世の中には、体験して初めて気づくことがたくさんあります。失敗を恐れずにどんどんチャレンジしてみてください!