2022年11月26日・27日に開催された、沖縄国際大学大学祭にて、日本文化学科新入生が取り組む舞台演劇「民話劇・鬼慶良間」が上演されました。たくさんのご来場、感謝・感激です。

この舞台は、フリーアナウンサー・佐渡山美智子先生のご指導の下、故・遠藤庄治先生の台本を受け継ぎ、1991年ごろから、30年以上も続く伝統行事になっています。



コロナ禍の影響もあり、2020年度は一人ひとりが自宅などで撮影した動画をつなぎ合わせたYOUTUBEでの配信、2021年度は朗読劇と配信という形式での上演となりましたが、今年度は3年ぶりに、演劇形式での上演が復活しました。

過去2年間、鬼慶良間の灯を絶やさずにつないでくれた先輩たちに感謝しつつ、コロナ禍で身に付けたICTも活用して、照明装置や効果音などの音響にもこだわりつつ、いつもの厚生会館４Fホールよりも大きな大教室を使用しての、動きのあるエネルギッシュな新しい鬼慶良間をつくりあげました。
また、小道具・大道具も細部にわってリアリティをとことん追及し、1人1人が得意分野を生かして、まさに1年生全員が一体となって素晴らしい舞台を完成させてくれました。



初日の上演では、3年ぶりの舞台ということで、予想を超える来場があり、2日目は急遽座席を増やして、感染対策も新たに考えるなど、臨機応変に対応してくれた裏方の皆さんの頑張りも素晴らしかったです。



このプロジェクトは、衣装からメイク、大道具、小道具、舞台装置、照明までゼロから新1年生が考えていくという課題になっています。SNSには舞台の写真のアップができないので、開始前の雰囲気と、終了後のお見送りの様子を少しだけご紹介します。



来年の「鬼慶良間」もご期待ください！