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日本文化学科のブログ

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【タブレットを活用して国語科模擬授業を行いました!】

国語科教職課程通信
日本文化学科の教職課程では、年に2回、秋期と春期に教職履修生全員を対象とした模擬授業会「春模擬」が行われています。これは、教育実習で学校現場に出る直前の3年生が、中高の教科書から1教材を選択し、素材研究(教材研究)、指導案や板書計画、学習プリントの作成を行い、教職課程受講生全員の前で授業を行うものです。

2月20日に開催された春の模擬授業会では、開会式の後、いくつかのグループに分かれて、3年生による模擬授業が実施されました。
その中には、GIGAスクール構想、一人一台端末という学習環境の変化をふまえた授業もみられました。

授業のテーマは「観察・分析をとおして評価する」。
目標を「批評文の特徴について知ろう」「話し合いのコツを見つけ、その効果について考える」と設定して、教科書の例を読んで批評文の構造について、「反論」「理由付け」「受容」「言い換え」といった特徴をしっかり理解することを目指しました。



模擬授業では、タブレットでのコミュニケーションやプロジェクターなどICTの良さを生かしつつ、従来のグループワークや板書などの授業方法も取り入れた、ハイブリッドの授業づくりの工夫がみられました。



また、「ロイロノート・スクール」というタブレット用の授業支援クラウドも活用し、「思考力」「プレゼン力」を高める取り組みも行いました。









現3年生の教育実習は、早い人で6月ごろからスタートします。実習に向けてのラストスパート、がんばってください!