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日本文化学科のブログ

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【文化情報学研究室で卒業論文の中間報告会を開催しました!】

研究室・ゼミナール紹介
日本文化学科では、3年生になると全員が研究室を選択し、2年間かけて、卒業論文を執筆するための指導を受けることになります。

情報流通の仕組みや法的な制度、図書館や書店の役割などを幅広く学ぶ文化情報学研究室では、3・4年生合同ゼミにて、5月から6月にかけて、4年生による卒業研究の中間報告を行っています。

3年生も前期の後半から、各自の興味関心に応じたテーマを設定し、序論の執筆、仮説の設定、検証のための調査法の検討、さらに基本概念を整理するための文献の収集といった、卒業研究の第一段階の学習に入っていきます。
今回のプレゼンテーションは、4年生の研究に触れることで、卒業研究として求められるレベルを確認すると同時に、研究室で学ぶ事ができるテーマへの理解をさらに深め、卒業研究の第一段階を終えた4年生から、テーマ決定に向けてのアドバイスをもらうことを目的として開催しました。



今回(5月25日)の発表では、
「大学生の著作権法の理解度」
「学校図書館と政治的中立性」
「韓国ドラマにみるジェンダーバイアス」
「演歌の歌詞にみる女性像」
といったテーマで、4年生が1人あたり20分のプレゼンテーションを行い、3年生へのクイズ出題や、質疑応答を受け付ける形で進めていきました。



プレゼンテーションの後の質疑応答では、
「演歌の歌詞からは女性像だけでなく、特徴的な男性像は読み取れないのか?」
「韓国もジェンダーギャップ指数が高いとのことだが、低い国のドラマにはジェンダーバイアスはみられないのか? 比較すると面白いのでは?」
といった質問が寄せられ、3年生は4年生のレクチャーを通して知識を深めるとともに、4年生も3年生による質問を手がかりに、自分自身の研究課題に改めて気が付かされることも多かったようです。



相互に交流しながら、たくさんのことを学んだ一日となりました。
4年生のみなさん、お疲れさまでした。