文字サイズ

日本文化学科のブログ

ブログ

【大学院生の名嘉眞さんと指導教員の下地先生が沖縄市立図書館で方言のおはなし会を開催しました!】

琉球文化コースの取り組み
全国でも珍しい「琉球文化コース」という専門課程をもつ日本文化学科。
沖縄・琉球の文化、文学、言語、芸能などを対象としてたくさんの学生が学びを深めていますが、学科での学びをさらに発展させて、沖縄国際大学に設置されている大学院(南東文化専攻)へ進学する卒業生も少なくありません。

大学院2年生の名嘉真さんもそんな卒業生の一人。
名嘉眞さんは、大学院で「うちなーやまとぅぐち」の研究を進める傍ら、琉球語の継承の活動にも取り組んでおられ、その一環として、2024年2月17日に沖縄市立図書館で開催されたおはなし会の中で、方言で書かれた絵本を子どもたちに語る会を企画し、名嘉眞さんも読み手の一人として出演しました。





当日は、小さな赤ちゃんから小学校低学年くらいのお子さんたち保護者の方と一緒にたくさん参加してくれました。
名嘉眞さんが読んだ絵本は『森ぬゆうびんやさん』。
そして、名嘉眞さんの指導教員である下地先生も、ご自身が方言監修を務めた『カンナマルクールクの神』という多良間島に伝わる絵本の読み聞かせを担当されました。
いつものおはなし会とはちょっと違う雰囲気の中で、不思議そうに、興味深そうに話を聞く子どもたちの姿が印象的でした。





「ご参加いただいた皆様に「いつもの”沖縄の方言”とちょっと違うぞ」と感じていてもらえていたらいいなと思っています。今回の学びを活かしながら、引き続き活動していきたいと思います」と名嘉眞さん。
これからの名嘉眞さんの活動にもご注目ください!