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日本文化学科のブログ

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【沖縄の昔話を題材にした手作り英語絵本をボランティア団体などにお届けしました!】

多文化間コミュニケーションコースの取り組み
日本文化学科では、沖縄につたわる昔話を絵本やアニメーションにして、県内外へ、そして国外にも発信するための活動を3年生からはじまる「アドバンスド科目」として1年間かけて取り組んでいます。

前期の授業は沖縄国際大学日本文化学科の先輩たちが集めた民話集をもとに、子ども向けの内容にアレンジする作業、アニメーション用のシナリオ作成、アフレコ、イラスト作成などの作業を通して紙芝居形式のアニメーションを作成、さらに、後期の授業では、アニメーションをブラッシュアップして英語字幕入りのYouTubeに公開、さらに、アニメーションのイラストをもとにした英語版(日本語訳つき)の絵本を作成して、県内の児童施設に届けるという取り組みを行っています。

この日は、県内の児童養護施設への支援を行っているWellness研究会OKINAWAさん、那覇市内にあるにじの森文庫さんへ絵本を届けに伺いました。









これまでは図書館への寄贈が多かったので、作った絵本はそのままお渡ししていましたが、今回は図書館以外の施設への寄贈となるため、資料の耐久性を高めるためにビニールコート(ブッカー)を表紙にかけることにしました。
沖縄国際大学図書館の司書スタッフの皆さんに指導していただきながら、試行錯誤しながら、なんとか6タイトル、11冊の絵本にビニールコートをかけてお届けしたところ、「きれいに貼れてますね」「手作りと聞いてましたが、とてもしっかりできていますね」と喜んでいただきました。







イラスト、翻訳、製本、とすべてが学生一人ひとりの手作りなので、不十分な点もあるかと思いますが、子どもたちの学習や娯楽のひと時に活用していただけると嬉しいです。