日本文化学科で中国語や比較文化論等の授業、そして多文化間コミュニケーションコースのゼミや卒論を長くご指導いただいた兼本敏先生。
平成4年4月、沖縄国際大学に赴任され、37年の勤務を経て、本年3月31日をもってご退職を迎えることになりました。

その間、平成22年度から23年度には図書館長として本学の学術研究の発展に尽力され、平成29年度から令和２年度には、「コロナ禍」という未曽有の危機の中で、総合文化学部長の重職を担われました。
また、国際交流センター副所長、外国語センター長、グローバル教育支援センター所長なども歴任され、本学の国際交流の発展に貢献されました。

兼本先生の研究業績の一つは、沖縄国際大学名誉教授である高橋俊三先生らとともに編まれた大著『日本語訳『英琉辞書』(武蔵野書院、平成29年)に結実しております。
琉球語や琉球文化に関する研究者にとって必読の文献となっています。

兼本先生の今後のますますの御健勝と御研究の発展・深化を祈念し、日本文化学科からのお礼の言葉とさせていただきます。

※3月15日の卒業式での思い出アルバムのプレゼント







※3月29日の退職者辞令交付式での記念撮影






兼本先生、長い間、本当にお疲れさまでした。
これからも沖縄国際大学、日本文化学科をよろしくお願いいたします。