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日本文化学科のブログ

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【南島文化研究所所報に村上先生・兼本先生のエッセイが掲載されています】

先生も頑張ってます
日本文化学科の先生たちは、学科の専門科目での授業や卒論指導はもちろん、各自のテーマにともづいて研究活動にも熱心に取り組んでいます。
沖縄、琉球をフィールドに研究をされている先生方は、大学に付置されている南島文化研究所に所属し、沖縄文学、琉球芸能、琉球語などの調査研究を行っています。

文学担当の村上陽子先生は南島文化研究所の副所長を2022年度から2期にわたって務めておられます。
1期目の任期を終える2024年3月に発行された『南島文化研究所所報』第68号の中で、各地の調査旅行やシマ研究会のコーディネートなど、2年間の副所長生活を振り返っての思い出が語られています。

「コロナ禍を経て強力なツールとなったのはZoomをはじめとするオンライン形式でのつながりである。すべての研究会をオンラインで行うことは味気ないのだが、多言語的状況や情報保障の面においてはおんらいんの強みを今後も生かしていきたい。報告内容に応じて報告の形式を選べるようになったことはシマ研究会、ひいては<南島文化研究>全体の更なる発展につながっていくはずである」と村上先生。



所報第68号では、今年度末で沖縄国際大学を退職される兼本敏先生のエッセイも掲載されています。
タイトルは「南島文化研究所と私」。
1990年代に初めて参加した台湾での調査プロジェクトでの中国語の通訳の様子や、旧南洋群島調査プロジェクトの様子なども懐かしく語られています。
所報はこちらのサイトでも後日公開されますので、ぜひご覧下さい。