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日本文化学科のブログ

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【図書館司書をめざす日文生から受験生のみなさまへのメッセージが届きました!】

図書館司書課程通信
先日、大学サイトで公開された2025年度入学生に向けての大学案内パンフレット。
「資格課程」を紹介するページでは、今年も日文生が司書課程の特徴や将来の目標などを語ってくれています。

今回、紹介文を担当してくれた日文4年生の比嘉さんの入学後の司書課程でのアシスタントやボランティア活動などの取り組みとともにご紹介します。
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「図書館にはたくさんの情報があります!」

図書館は「情報の宝庫」です。
司書という専門職は、あふれる情報の渦のなかから、利用者が知りたい・必要とする情報を見つける ためのサポートを行います。その一つが「レファレンス」と呼ばれる調査支援サービスで、4年生になってからは授業のアシスタントとして、ロールプレイ形式の実習で利用者役を務め、司書役を務める後輩たちに様々なドバイスを行っています。



2年生、3年生の時には、大学図書館が主催している「文献検索ガイダンス」や「レポートライティングサポート」にも積極的に参加し、司書課程の先輩たちから、情報を集めるテクニックを教えていただきました。司書課程で学んだことを合わせて、今後はサポートする側にまわってみたいと思っています。このように、授業や図書館利用を通して身に着けたスキルを学生時代から活かして、利用者の「知りたい」「学びたい」という気持ちに貢献できる点は、沖縄国際大学司書課程の特徴だと思います。



私はもともと幅広いジャンルの読書が好きで、 司書職がそなえる「資料を提供して利用者のニーズに応える」という社会的な役割に憧れ、資格取得を志しました。
司書は、レファレンス・情報サービスの他にも資料の収集(選書)や分類、目録業務、読書相談、カウンター対応・接遇など、 様々な専門性が求められる職業です。沖縄国際大学の司書課程では、 1年生では、図書館の理念や司書の役割を幅広く学び、2年生になると、資料の整理方法、3年生以降は実習形式の授業が増えて、レファレンスを中心とする情報の 探し方など、必要な知識とスキルを段階的に学ぶことができるようになっています。

日本文化学科では3年生になると、卒業研究を行うために研究室を選択しますが、私はもちろん「図書館情報学研究室」を選びました。現在は、学校図書館における選書の問題をテーマとして取り上げ、司書課程で学んだことをさらに深めています。図書館にかかわるボランティアにも取り組んでいて、今年の春には、授業で作成した沖縄の民話の手作り絵本を子どもが集まる施設に届ける活動にも取り組みました。図書館には地域の文化を伝えていく、残していく役割もあります。沖縄の図書館で司書になるためにも、沖縄の文化についてもっと専門的に学んでいきたいと思っています。





私は3年生の時から、研究室の先生からの勧めで、沖縄国際大学図書館の土日・夜間のスタッフとしても勤務しています。カウンターに立つことで、授業ではまだ学んでいない、新たな発見を得ることもあります。学ぶほど司書の仕事の多様さや魅力を感じる日々です。

皆さんも、沖縄国際大学で司書を目指してみませんか?