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日本文化学科のブログ

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【在学生インタビュー 3年生が日本文化学科の魅力を語ってくれました!】

入試お得情報!
受験生向けの最新の大学案内に掲載されている、日本文化学科の「学生メッセージ」はご覧いただけでしょうか?
今年度、取材を受けて記事をまとめてくれたのは、当時2年生の天久さん。
3年生になって、ゼミでの卒業研究も始まり、ますます充実している大学生活のことも含めて、受験生向けのメッセージをまとめてもらったので、こちらのブログで改めてご紹介します。

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文学の魅力、自文化を学び、多文化へのつながる

日本文化学科では、 言語、文学、芸能、他文化との関わり・コミュニケーションのあり方なども含めて、 日本・沖縄・琉球、そして世界の文化を幅広く学ぶことができます。
私は図書館司書を目指していますが、図書館学の他にも、明治・大正・昭和初期の文学作品にも関心があったのですが、詳しくは知らなかったので、専門的にな学びたいと思って、資格取得と共に「文学」への理解を深めたいと思い、日本学科を選択しました。

「大学で文学を学ぶ」ということはどのようなことでしょうか?
大学の文学の授業では、文学作品の人物像やテーマ、会話、比喩表現など、表現されている世界の一つ一つに注目し、その時代のどんな出来事が関わっているか、どんな読み方ができるかなどを取り上げていきます。そんなふうに書くと、 何となく「難しそ う」というイメージを持つかもしれませんが、基礎的な知識・考え方から、心理学をベースにしたような難しい文学理論まで段階的にしっかり教えてもらえるため、 楽しみながら学ぶことができます。
入学前は、文学の授業=面白い小説を読んでお互いに自由に感想を言い合うようなイメージでとらえていましたが、良い意味で「裏切られた!」という感じがしていて、入学してから今日まで、毎日とても刺激的な学びを体験しています。

コロナ禍も終わり、ますますグローバル化の進む現代社会において、自分たちの文化とその背景を学ぶことは、日々の生活や多様な人たちとのコミュニケーションを豊かにする大きな要素になると思います。
日本文化学科は、各自が関心がある多様な文化を題材として、3年生になると専門の先生の指導を受けながら研究室に所属し、卒業研究を進めていきます。私は好きな文学の世界と、将来の目標である図書館司書とを結びつけた研究ができないか、いままさにテーマを探っているところですが、自分自身の趣味と引き付けて、「ハンドメイド」「ライトノベル」「絵本」「カスタマーハラスメント」「電子書籍」「K-POP」「画像生成AI」「漫才」「グリム童話」など、様々な「好き」を研究テーマとして設定して、楽しみながら研究計画を立てています。

他の学科と比べて、日本文化学科はネーミングがぼんやりしていて(?)、ちょっとイメージがつかみにくいかもしれませんが、その分、自文化に立脚しながら、奥行の広い学びができる、「好き」をとことん極めることができる学科だと思います。
そんな「にちぶん」で一緒に 「好き」を深めていきましょう!