【教育実習目前! 国語科教職課程の模擬授業をご紹介! テーマは「引用」】
国語科教職課程通信
日本文化学科には定評のある国語科教員免許取得課程が設けられており、これまでに多くの卒業生を中学校・高校に送り出しています。
昨年度からは他大学の通信課程と連携して小学校教諭の免許も取得できるようになっていて、県内の学校教育にとってますます大きな役割を果たすようになっています。
日文の教職課程は、国語の専門知識や教育論などを学ぶだけでなく、教員としてのスキルを高めるために、教壇に立つためのトレーニング授業や1年生から4年生までの班活動・合宿行事などの課外活動も充実しており、その独特の教員養成法は学校現場からも高い評価を受けています。
授業の作り方を学ぶ「国語科教育法演習Ⅰ・Ⅱ」という科目では、学生が先生役と生徒役をつとめる「模擬授業」を行っています。
何週間も前から教材研究を深めて、1時間の授業にのぞみます。

2025年5月20日の授業では、湯澤規子さんの「食の履歴書」という教材を用いた「引用」という言語活動を教えるための模擬授業にのぞみました。
日文の模擬授業では、黒板をしっかりつかって、生徒に考えさせるところは、机の間を回って指導したりして、実際の授業のように進めていきます。よりリアルな授業ができるように、学内に設けられた模擬授業専用教室を使っています。
模擬授業が終わった後は反省会。良かったところや改善点など、桃原先生から「教材の目標や深い学びにつながる授業だったかどうか、率直な意見を交換しましょう」との呼びかけがあり、いろいろな指摘が教室内に飛び交いました。桃原先生からは、「板書は生徒との教材を使ったやり取りを中心にして、授業の進め方を示す部分は電子黒板を使うようにしてみてはどうか?」「本文から引用を探させるところで、「 」が付いている部分だけでなく、地の文で筆者の考えを紹介しているところにも目を向けさせると、より深い読みにつながったかもしれません」「「引用の効果について最後に生徒の意見を発表してもらっていましたが、予定調和的な意見が多かったかもしれません。授業では授業者自身がどのくらい教材を深く読み込めていたか、が問われます。教材をしっかり読むとい原点をみんなで共有しましょう」というアドバイスもありました。

早い学校では6月から高校や中学校での「教育実習」が始まります。教育実習は、実際に学校現場で授業や生徒指導を担当する、これまでの教職課程での学びの集大成です。
高校生の皆さんの学校にも、日文の「先生の卵」たちがお邪魔するかもしれません。
あたたかく迎えていただけると嬉しいです。
昨年度からは他大学の通信課程と連携して小学校教諭の免許も取得できるようになっていて、県内の学校教育にとってますます大きな役割を果たすようになっています。
日文の教職課程は、国語の専門知識や教育論などを学ぶだけでなく、教員としてのスキルを高めるために、教壇に立つためのトレーニング授業や1年生から4年生までの班活動・合宿行事などの課外活動も充実しており、その独特の教員養成法は学校現場からも高い評価を受けています。
授業の作り方を学ぶ「国語科教育法演習Ⅰ・Ⅱ」という科目では、学生が先生役と生徒役をつとめる「模擬授業」を行っています。
何週間も前から教材研究を深めて、1時間の授業にのぞみます。
2025年5月20日の授業では、湯澤規子さんの「食の履歴書」という教材を用いた「引用」という言語活動を教えるための模擬授業にのぞみました。
日文の模擬授業では、黒板をしっかりつかって、生徒に考えさせるところは、机の間を回って指導したりして、実際の授業のように進めていきます。よりリアルな授業ができるように、学内に設けられた模擬授業専用教室を使っています。
模擬授業が終わった後は反省会。良かったところや改善点など、桃原先生から「教材の目標や深い学びにつながる授業だったかどうか、率直な意見を交換しましょう」との呼びかけがあり、いろいろな指摘が教室内に飛び交いました。桃原先生からは、「板書は生徒との教材を使ったやり取りを中心にして、授業の進め方を示す部分は電子黒板を使うようにしてみてはどうか?」「本文から引用を探させるところで、「 」が付いている部分だけでなく、地の文で筆者の考えを紹介しているところにも目を向けさせると、より深い読みにつながったかもしれません」「「引用の効果について最後に生徒の意見を発表してもらっていましたが、予定調和的な意見が多かったかもしれません。授業では授業者自身がどのくらい教材を深く読み込めていたか、が問われます。教材をしっかり読むとい原点をみんなで共有しましょう」というアドバイスもありました。
早い学校では6月から高校や中学校での「教育実習」が始まります。教育実習は、実際に学校現場で授業や生徒指導を担当する、これまでの教職課程での学びの集大成です。
高校生の皆さんの学校にも、日文の「先生の卵」たちがお邪魔するかもしれません。
あたたかく迎えていただけると嬉しいです。