【2年生による優秀レポートの報告会&授賞式が開催されました!】
おもしろ授業
日本文化学科では、2年生必修科目として前期に開講されている「アカデミック・ライティング」において、3年生から本格的にスタートする卒業論文を書くためのレッスンとして、学術論文のテクニック、先行研究の調べ方・引用方法、テーマの決定方法、分析方法などを、ライティングセンターによるサポートも受けながら学んでいきます。そして、夏休みの課題として、日本文化学科の専門領域である文学や言語学などをテーマとする論文執筆を全員に課し、各クラスごとに優秀レポートを選出し、その報告会・授賞式を、2年生後期必修科目である「ゼミナール入門」の中で行っています。
今年度も、厳正な審査のもと、3名による以下のテーマによる論文が優秀賞を受賞しました。
●「少女マンガからみる女ことばの今―1990 年代の作品と 2010 年代の作品の終助詞を比較してー」
●「1980 年代「女性アイドル」のデビュー曲「衣装」にみるジェンダー・バイアスの研究ー2000年代 以降と比較してー」
●「公立図書館における「有害図書」の利用制限について-青少年の「知る自由」の制限可能性と「図書館の自由」の観点から」


「1980 年代「女性アイドル」のデビュー曲「衣装」にみるジェンダー・バイアスの研究」は、「女の子らしさ」「かわいらしさ」というジェンダーバイアスが、1980年代の女性アイドルには顕著にみられるが、2000年代以降、ジェンダー平等の考えが広がる中で徐々に解消されてきているのではないか、という仮説を検証するため、YOUTUBEなどの動画を視聴して、そのデビュー曲の衣装にみるかわいらしさがどのように変化しているかを調査、分析したレポートです。


淡い色、スカート、リボン、フリル・レース、パンプスといった女の子らしいアイテムが衣装にみられたら1点、反対に、黒っぽい色、ズボン、ブーツといった男性らしいアイテムが衣装に見られた場合は―1点、というように点数化したところ、1980年代の女性アイドルの平均点は3点を超えましたが、2000年代以降の女性アイドルの平均点は1.23点となりました。興味深いのは、2000年代以降の女性アイドルも、リボンなどのかわいい要素を持つアイテムを使用していないわけではないのですが、部分的にズボンを着用したり、黒っぽい衣装を着用しており、女性らしさと男性らしさの両方が取り入れられたファッションが好まれている、ということです。ジェンダー平等の考え方が広がる中で、アイドルのデビュー曲衣装にも多様性が尊重されるようになっている、という結論が報告され、会場からは驚きの声が聞こえてきました。

「ゼミナール入門」では、3年生から始まる各研究室での卒業研究に向けて、研究室のテーマと学生一人ひとりのやりたいことにミスマッチが生じないように、毎週、各研究室の紹介や研究計画の立て方など、さまざまなことを学んできました。ゼミの希望調査と選考は目前です。本日の3人の優秀賞受賞者のレポート報告を通して、研究をするということはとても楽しい、面白いことだと感じられたのではないかと思います。惜しくも受賞は逃しましたが、夏休みのレポートを楽しみながら取り組めた人の中には、このレポート作成が実は3年生からのゼミの研究テーマの設定にもつながっていたことに気が付いた方も多いのではないでしょうか。
2年生のみなさん、研究計画書の作成、楽しみながらがんばってくださいね。
今年度も、厳正な審査のもと、3名による以下のテーマによる論文が優秀賞を受賞しました。
●「少女マンガからみる女ことばの今―1990 年代の作品と 2010 年代の作品の終助詞を比較してー」
●「1980 年代「女性アイドル」のデビュー曲「衣装」にみるジェンダー・バイアスの研究ー2000年代 以降と比較してー」
●「公立図書館における「有害図書」の利用制限について-青少年の「知る自由」の制限可能性と「図書館の自由」の観点から」


「1980 年代「女性アイドル」のデビュー曲「衣装」にみるジェンダー・バイアスの研究」は、「女の子らしさ」「かわいらしさ」というジェンダーバイアスが、1980年代の女性アイドルには顕著にみられるが、2000年代以降、ジェンダー平等の考えが広がる中で徐々に解消されてきているのではないか、という仮説を検証するため、YOUTUBEなどの動画を視聴して、そのデビュー曲の衣装にみるかわいらしさがどのように変化しているかを調査、分析したレポートです。


淡い色、スカート、リボン、フリル・レース、パンプスといった女の子らしいアイテムが衣装にみられたら1点、反対に、黒っぽい色、ズボン、ブーツといった男性らしいアイテムが衣装に見られた場合は―1点、というように点数化したところ、1980年代の女性アイドルの平均点は3点を超えましたが、2000年代以降の女性アイドルの平均点は1.23点となりました。興味深いのは、2000年代以降の女性アイドルも、リボンなどのかわいい要素を持つアイテムを使用していないわけではないのですが、部分的にズボンを着用したり、黒っぽい衣装を着用しており、女性らしさと男性らしさの両方が取り入れられたファッションが好まれている、ということです。ジェンダー平等の考え方が広がる中で、アイドルのデビュー曲衣装にも多様性が尊重されるようになっている、という結論が報告され、会場からは驚きの声が聞こえてきました。

「ゼミナール入門」では、3年生から始まる各研究室での卒業研究に向けて、研究室のテーマと学生一人ひとりのやりたいことにミスマッチが生じないように、毎週、各研究室の紹介や研究計画の立て方など、さまざまなことを学んできました。ゼミの希望調査と選考は目前です。本日の3人の優秀賞受賞者のレポート報告を通して、研究をするということはとても楽しい、面白いことだと感じられたのではないかと思います。惜しくも受賞は逃しましたが、夏休みのレポートを楽しみながら取り組めた人の中には、このレポート作成が実は3年生からのゼミの研究テーマの設定にもつながっていたことに気が付いた方も多いのではないでしょうか。
2年生のみなさん、研究計画書の作成、楽しみながらがんばってくださいね。

