【「卒業論文奨励賞」授賞式を開催しました! 今年度は3ゼミから5人が選ばれました!】
研究室・ゼミナール紹介
日本文化学科では、4年生による卒業論文の執筆が必修化されており、各専門領域の下で各自が興味関心のあるテーマや題材を決めて、1人あたり50枚から(長い場合は)200枚に及ぶ論文を執筆することになっています。
そして、学科の「ディプロマポリシー」に即して、学術的に価値の高い論文、または将来の進路につながるような卒業研究を行ったを学生を表彰する「卒業論文奨励賞」の表彰を毎年1月末に実施しています。
卒論をしっかり書き上げた学生たちは、これから各研究室に所属し、卒業研究をスタートさせる2年生にとってのよいお手本となります。そこで、2年生が研究室を選択するために受講する「ゼミナール入門」という必修科目の中で、2026年1月26日、その授賞式と4年生から2年生への卒論紹介+メッセージ、さらに各論文を指導した村上先生、下地先生、山口先生からの講評が行われました。

今年度、奨励賞に輝いたのは以下の5つの論文です。
●現代文学研究室(指導:村上陽子先生)
「〈弱者〉が獲得するもの──遠藤周作『沈黙』論」
●文化情報学研究室(指導:山口先生)
「公共図書館における多文化サービス-外国人のニーズの変化に注目して-」
「図書館における大人向けおはなし会の意義と展望-絵本の効果と可能性-」
「電子書籍貸出サービスによる読書活動の推進-小学生を対象とするプロモーションビデオの作成-」
●言語学研究室(指導:下地賀代子先生)
「言語復興の観点からみる琉球語の状況ースペイン国内少数言語との比較からー」


文化情報学研究室で卒論を指導した山口先生から以下のような講評が寄せられました。
文化情報学研究室では、今年度は図書館情報学の分野から3名を選ばせていたただきました。
1つのゼミから「3名」はちょっと多くて、他の先生から顰蹙を買うかも?、と思ったのですが、それでも3名を表彰したかった理由を述べます。
まず、「公共図書館における多文化サービス」については、文献を集める力を高く評価しました。第1章の基本概念を説明する部分だけでも、参考にした文献が70を超えていて、とても丁寧に文献を集めて読み込んでいましたし、1週間に1回の卒論の個別指導の時に、この部分にこんな文献を入れて根拠を明確にするようにアドバイスをすると、翌週までにきちんと文献を調べて、きちんと根拠をそろえてくる、というところがしっかりできている論文です。作者はこの論文を書き上げるまでに、沖縄国際大学の4年生の中で一番多く図書館を使ったのではないかと思います。学生時代に取り組む卒論は結果も大事ですが、プロセスも大事だと思います。図書館情報学の分野の卒論を書く上でとても大事なステップをふまえて書き上げられたこの論文は奨励賞にふさわしいと思います。
「図書館における大人向けおはなし会の意義と展望」と「電子書籍貸出サービスによる読書活動の推進」は、ともに「実験」を取りいれた実践的な論文になって、前者は大学図書館と公共図書館で大人を対象とした絵本のお話し会の実践、後者は小学校の図書委員やお絵描きクラブの、読書が苦手な子どもへの電子書籍のプロモーション動画の上映という内容でした。ニーズの調査だけでなく、実際にプログラムを作って、それを上演して、さらにプログラムの評価と分析をするという、他の学生の2倍の時間が必要な卒論だったので、まずその頑張りを評価したいのですが、もう一つ、作者のお二人の卒論の姿勢には、とても対照的なところがあって、Aさんは、卒論の個別指導の時に伝えたことを次の週までにしっかり取り組むだけでなく、ブラッシュアップしてよりよい形にしていく、Bさんは、私のアドバイスは半分くらい無視して、自分のやりたいことをどんどんやっていく、というタイプでした。アプローチは違いますが、それぞれ、私が最初に想像しなかったような面白い成果を見せてくれたところも奨励賞に選んだ理由です。2人は図書館の世界にこれから進んでくれると思います。卒業論文での学びは司書としての人生にも大いに役立つと思います。司書としての活躍も期待しています。
奨励賞を受賞した4年生からは、「アニメーションも電子書籍も大好きだったので、楽しみながら卒論に取り組めました。2年生のみなさんも<好き>と各ゼミのテーマを掛け合わせた研究を行うと楽しく卒論に取り組めると思います」「恵まれた環境で学ぶことができた4年間にとても感謝しています」「下地先生からはいつも<他の人に伝えたくなるような卒論を書きなさい>と言われていて、まさにそういう卒論が書けたと思います」といったコメントが寄せられました。

奨励賞受賞者の皆さん、おめでとうございます!
そして、学科の「ディプロマポリシー」に即して、学術的に価値の高い論文、または将来の進路につながるような卒業研究を行ったを学生を表彰する「卒業論文奨励賞」の表彰を毎年1月末に実施しています。
卒論をしっかり書き上げた学生たちは、これから各研究室に所属し、卒業研究をスタートさせる2年生にとってのよいお手本となります。そこで、2年生が研究室を選択するために受講する「ゼミナール入門」という必修科目の中で、2026年1月26日、その授賞式と4年生から2年生への卒論紹介+メッセージ、さらに各論文を指導した村上先生、下地先生、山口先生からの講評が行われました。

今年度、奨励賞に輝いたのは以下の5つの論文です。
●現代文学研究室(指導:村上陽子先生)
「〈弱者〉が獲得するもの──遠藤周作『沈黙』論」
●文化情報学研究室(指導:山口先生)
「公共図書館における多文化サービス-外国人のニーズの変化に注目して-」
「図書館における大人向けおはなし会の意義と展望-絵本の効果と可能性-」
「電子書籍貸出サービスによる読書活動の推進-小学生を対象とするプロモーションビデオの作成-」
●言語学研究室(指導:下地賀代子先生)
「言語復興の観点からみる琉球語の状況ースペイン国内少数言語との比較からー」


文化情報学研究室で卒論を指導した山口先生から以下のような講評が寄せられました。
文化情報学研究室では、今年度は図書館情報学の分野から3名を選ばせていたただきました。
1つのゼミから「3名」はちょっと多くて、他の先生から顰蹙を買うかも?、と思ったのですが、それでも3名を表彰したかった理由を述べます。
まず、「公共図書館における多文化サービス」については、文献を集める力を高く評価しました。第1章の基本概念を説明する部分だけでも、参考にした文献が70を超えていて、とても丁寧に文献を集めて読み込んでいましたし、1週間に1回の卒論の個別指導の時に、この部分にこんな文献を入れて根拠を明確にするようにアドバイスをすると、翌週までにきちんと文献を調べて、きちんと根拠をそろえてくる、というところがしっかりできている論文です。作者はこの論文を書き上げるまでに、沖縄国際大学の4年生の中で一番多く図書館を使ったのではないかと思います。学生時代に取り組む卒論は結果も大事ですが、プロセスも大事だと思います。図書館情報学の分野の卒論を書く上でとても大事なステップをふまえて書き上げられたこの論文は奨励賞にふさわしいと思います。
「図書館における大人向けおはなし会の意義と展望」と「電子書籍貸出サービスによる読書活動の推進」は、ともに「実験」を取りいれた実践的な論文になって、前者は大学図書館と公共図書館で大人を対象とした絵本のお話し会の実践、後者は小学校の図書委員やお絵描きクラブの、読書が苦手な子どもへの電子書籍のプロモーション動画の上映という内容でした。ニーズの調査だけでなく、実際にプログラムを作って、それを上演して、さらにプログラムの評価と分析をするという、他の学生の2倍の時間が必要な卒論だったので、まずその頑張りを評価したいのですが、もう一つ、作者のお二人の卒論の姿勢には、とても対照的なところがあって、Aさんは、卒論の個別指導の時に伝えたことを次の週までにしっかり取り組むだけでなく、ブラッシュアップしてよりよい形にしていく、Bさんは、私のアドバイスは半分くらい無視して、自分のやりたいことをどんどんやっていく、というタイプでした。アプローチは違いますが、それぞれ、私が最初に想像しなかったような面白い成果を見せてくれたところも奨励賞に選んだ理由です。2人は図書館の世界にこれから進んでくれると思います。卒業論文での学びは司書としての人生にも大いに役立つと思います。司書としての活躍も期待しています。
奨励賞を受賞した4年生からは、「アニメーションも電子書籍も大好きだったので、楽しみながら卒論に取り組めました。2年生のみなさんも<好き>と各ゼミのテーマを掛け合わせた研究を行うと楽しく卒論に取り組めると思います」「恵まれた環境で学ぶことができた4年間にとても感謝しています」「下地先生からはいつも<他の人に伝えたくなるような卒論を書きなさい>と言われていて、まさにそういう卒論が書けたと思います」といったコメントが寄せられました。

奨励賞受賞者の皆さん、おめでとうございます!

