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日本文化学科のブログ

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【日文1年生が取り組む舞台「民話劇・鬼慶良間」、今年も大盛況でした!】

1年生、頑張ってます!
2025年11月21日、22日にわたって開催された沖縄国際大学大学祭にて、日本文化学科新入生が一丸となって取り組む舞台演劇「民話劇・鬼慶良間」が上演されました。

この舞台演劇は、フリーアナウンサーとしても活躍されている佐渡山美智子先生のご指導の下、故・遠藤庄治先生のオリジナル脚本を受け継ぎ、1991年ごろから30年以上も続く日本文化学科の、そして沖縄国際大学大学祭の伝統行事になっています。

出演者の熱演はもちろんですが、小道具・大道具、舞台装置、メイク、照明、音響も細部にわって作りこまれていて、1人1人が得意分野を生かして、1年生が一体となって、今年も素晴らしい舞台を完成させてくれました。

例年は大学祭期間中の2日間、2公演となりますが、今年は、「鬼慶良間」の原作者である遠藤先生が設立された「NPO法人沖縄伝承話資料センター」の創設20周年にも当たる節目の年、ということで、11月23日、日曜日にも、センターの会員の皆様をお招きして、<特別鑑賞会>として3回目の公演も行われました。

初日、2日目の会場には、昨年この舞台づくりに汗を流した2年生たちも応援に多数駆けつけてくれ、自分たちの世代とはまったく違う「鬼慶良間」に驚きつつ、終了後もなかなか会場を離れられずに1年生のころの思い出話に花を咲かせたりしていました。最終日には、伝承話資料センターの会員の方以外にも、日文の卒業生だけでなく、国文時代のOBの卒業生も駆けつけてくれて、佐渡山先生と懐かしくお話をしたり、学科の先生たちにお子さんを紹介してくれたり、「自分たちが演じて以来、鬼慶良間に再会できて感動しました」といった声もかけていただきました。

今年は「戦後80年」の節目の年でもあります。遠藤先生が次の世代に託した、反戦と命こそ宝、という強いメッセージが、観客の皆様はもちろん、演じた若い世代の学生たちにも改めてしっかり届いたのではないかと思います。

このプロジェクトは、衣装からメイク、大道具、小道具、舞台装置、照明や効果音など、ゼロから新1年生が考えていくという課題になっています。
SNSには舞台上演中の様子はご紹介できないので、開始前の雰囲気と、終了後のお見送りの様子をちょっとだけご紹介します。























最終日の佐渡山先生のご挨拶にもあったように、日本文文化学科は1年生のころにこうした共通体験ができるので、沖縄国際大学のどの学科よりも学科学生の仲が良く、絆が深く、卒業後も同学年はもちろん、先輩と後輩とのつながりも強いように感じます。

1年生のみなさん、これからも仲良く大学生活を楽しんで、夢に向かて頑張っていきましょう!
来年の上演も楽しみにしています!