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社会文化学科のブログ

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領域演習

大学生活
領域演習は、2年次で受講する専門ゼミになります。
社会文化学科では4ゼミありますが、どのゼミでもおおよそ共通して専門の各学問の基礎をレジュメの発表や基本図書の読解などを通して学びます。

先日の先史・考古学領域では、発掘調査で作成された建物跡の図面を広げて、実際に建物がどんな様子で検出され図化されているのか、そしてこれらの建物跡がどんな配置になっているのかについいてゼミ生全員で図面をにらめっこしながら考えました。考古学は遺跡を研究する学問です。このため、これまで発掘された遺跡の出土品や検出遺構を一冊にまとめた『報告書』を読解することが求められます。
実際の報告書に記載されている専門用語や掲載される図表や写真から過去について考えるためには、これらの図面を読み込んでいく必要があります。
さて、そこにはどんな暮らしがあったのか? 想像力を膨らませながら、報告書記載事項についても、批判的に読解し、正確に読み込めると新しい発見があるかも・・・・



授業の様子(手前に広げたA0サイズの図面から掘立柱建物跡を探します)