本学所蔵考古資料が有形文化財に
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沖縄国際大学考古学研究室では、開学以来、沖縄の先史文化に関する重要な発掘調査を行い、地域史の構築に貢献してきました。
そのうち、過去に調査された2つの遺跡の遺物群が、9月12日(金)に沖縄県有形文化財(考古資料)指定となる運びとなりました。
・室川貝塚(沖縄市)は1974~1978年に調査され、沖縄の縄文時代後・晩期の土器、石器、石製品、貝製品、骨製品など具体的な文化様相を示す資料が出土しています。
・阿波連浦貝塚(渡嘉敷村)は、1986~1987年に調査され、弥生中期の貝輪交易の、琉球産大型貝供給地としての重要な証拠資料が伴っています。
これらは研究室の先輩方が、発掘・整理し、現在まで大切に保管所蔵していたことで、今回、沖縄県の重要な考古資料として認定されました。
遺物の歴史的重要性もありますが、これらをずっと保管していくことで、後にその重要性が再評価されることがあることを示しています。今後も考古学研究室では学生のみならず、学外者の研究資料としても活用していけるよう、適切に管理していくつもりです。

そのうち、過去に調査された2つの遺跡の遺物群が、9月12日(金)に沖縄県有形文化財(考古資料)指定となる運びとなりました。
・室川貝塚(沖縄市)は1974~1978年に調査され、沖縄の縄文時代後・晩期の土器、石器、石製品、貝製品、骨製品など具体的な文化様相を示す資料が出土しています。
・阿波連浦貝塚(渡嘉敷村)は、1986~1987年に調査され、弥生中期の貝輪交易の、琉球産大型貝供給地としての重要な証拠資料が伴っています。
これらは研究室の先輩方が、発掘・整理し、現在まで大切に保管所蔵していたことで、今回、沖縄県の重要な考古資料として認定されました。
遺物の歴史的重要性もありますが、これらをずっと保管していくことで、後にその重要性が再評価されることがあることを示しています。今後も考古学研究室では学生のみならず、学外者の研究資料としても活用していけるよう、適切に管理していくつもりです。