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日本文化学科のブログ

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【山口先生と日文卒業生がインタビュアーを務めた辻村深月先生のトークイベントが開催されました!】

イベント
沖縄県北部にある恩納村文化情報センター(図書館)にて、2018年10月7日、今年度の本屋大賞を『かがみの孤城』(ポプラ社)で受賞された辻村深月先生をお招きして、トークイベントが開催されました。


テーマは「読むこと、書くことの幸せ」。
インタビュアーを務めたのは、日本文化学科で図書館学を担当する 山口 真也 (Yamaguchi Shinya)先生と、恩納村文化情報センターの司書で、日文卒業生でもある太田さん。
本屋大賞を受賞した『かがみの孤城』に込めた思いについて、幼いころから作家を志すようになるまでの読書体験について、執筆と子育てとの両立について、「書く喜び」「読む喜び」について、若い書き手へのメッセ―ジなどなど、たくさんの心を動かされる素敵なお話をおうかがいしました。

辻村先生は長編第3作『凍りのくじら』(講談社)で「ドラえもん」を題材にされているということもあって、藤子・F・不二雄先生が描く「すこしふしぎ」な世界への思いや、ご自身の作品とのつながり、幼少期のドラえもんをめぐる思い出などもお話していただき、同じくドラえもんファンの山口先生も大興奮で、楽しいひと時を過ごすことができました。

会場には若い世代の読者さんもたくさん。質問の時間には、先日のAO入試で日本文化学科を受験して合格した高校生さんからの発言もあったりしました。

辻村先生、(台風のなか)沖縄にお越しくださり、ありがとうございました。開始前とリハーサル中の写真をちょっとだけご紹介します。