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日本文化学科のブログ

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【1年生の大城里緒さんがカリフォルニアでの研修の様子をJICA沖縄国際センターで報告しました!】

そのほかもろもろ
2018年10月6日、日文1年生の大城里緒さんが「海邦養秀ネットワーク構築事業」でのカリフォルニア研修の様子を、浦添市にあるJICA沖縄国際センターにて報告しました。


この事業は、若い世代を海外に派遣し、国際性に富む人材を育成すると共に、現地の県系人との交流を通して相互の絆の強化に努め、「ウチナーネットワーク」の継承及び発展に資するために毎年実施されている海外派遣制度です。

今年度はなんと応募者89名から10名が選考されるという「狭き門」で、大城さんをはじめとする大学生5名と、高校生5名が選出され、北米県人会の皆様のご協力を得て8月11日~19日までの10日間の現地研修が行われました。

報告会では、現地研修の様子のほかに、パネルディスカッション形式で現地で学んだこと、これからの目標などをトークする時間もありました。また、サプライズとして、現地でホストファミリーとして大城さんを受け入れてくださったご家族も来沖されていて、久しぶりの再会を喜ぶ場面もありました。

ホストファミリーの方からは「研修生のみなさんはとても礼儀正しく、常に感謝の気持ちをもって私たちに接してくれました。これからもその素直な気持ちを忘れずに、明るい沖縄のリーダーになってください」というあたたかな言葉をかけていただきました。

大城さんは研修員のリーダーとして最後の挨拶も担当し、現地研修はもちろん、選考、事前研修、事後研修など、たくさんの人の支えがあってたくさんのことを学ばせていただいたことに感謝しつつ、「ウチナーネットワークの大切さや、海外で沖縄の文化(言語や芸能)がとても大切にされていること、沖縄にいる私たちも沖縄の文化をもっと大切にしていかないといけないことを周囲に伝えていきたい」と述べてくれました。

日本文化学科では、琉球語や琉球芸能を専門で学びつつ、海外との文化との共通点や違いも広く学ぶことができます。今回の貴重な体験を通して、これからの大学での学びをさらに深めて行こうという意欲を感じるとても有意義な報告会になりました。